おかんのネタ帳

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ヴォーリズ・メモリアル終了

2014-11-04 23:37:01 | 湖国日記
終わりましたね~
もう少し、ゆっくり回りたかったんやけど、近いのに、
意外に、なかなか行けず・・・でした~

講演会とかコンサートは、全く参加できてないけど、
普段観られない建物が見たかったのが一番なので、とりあえずはOKかな。

特別観覧ツアー以外、町歩きで見学した建物をずらっと、紹介します。
今回は、パスポートを買って見学できるようになってました。(1500円) 



特別観覧のバスに乗る前に見学した、アンドリュース記念館。
1907年、ヴォーリズが最初に手がけた建物で、旧近江八幡YMCA。
現在の建物は2代目。イメージをそのままに、1935年に建て替えられたとか。

館内に展示されてた資料によれば・・・

アンドリュースは、ヴォーリズの大学の友人。信仰を通じて親しくなるが、
病に伏して亡くなってしまう。ヴォーリズがキリスト教の青年教育会館(YMCA)を、
近江八幡に建てたいという夢を持っていることを知ったアンドリュースの父親が、
多額の寄付をし、他にも友人からの寄付もあって、ヴォーリズは夢を実行します。
ヴォーリズの最初の活動拠点は、アンドリュース記念館と名付けられました。



アンドリュース記念館の隣にある、近江八幡教会。
現在の建物は、1983年にヴォーリズ建築事務所によって建てられたもの。
ヴォーリズが1924年に建てた、最初の建物は焼失してしまったそうです。
この日は、朗読会が開催されてたけど、バスツアーがあるので、パス・・・




近江兄弟社中学・高校。
町歩きをした29日に、パチリ。良いお天気でした~



学校の奥の方にあるのが、教育会館(正面)とハイド記念館(右)。
ヴォーリズの教育事業の象徴的な建物と言われています。

アメリカで幼児教育を学んだヴォーリズの奥さまの満喜子さんが園長をした、
清友園幼稚園の園舎として、1931年に建てられたのがハイド記念館。
メンソレータム創業者の妻、ハイド夫人からの寄付で建設されました。
ヴォーリズの設計で、同じく講堂兼体育館として建設されたのが教育会館。
ハイド記念館は、2003年まで、幼稚園舎として使われてたそうです。



ハイド記念館。
手前にテニスコートがあるので、正面からは撮りにくくて。



入り口。なかなか趣があります。
今は、公開されて展示室になってるようです。

教育会館には、ヴォーリズ建築事務所がてがけた建築物についての展示があり、
ハイド記念館では、満喜子さんと、教育事業に関する資料が展示されてました。

「満喜子先生の声を、聞かれますか?」

係の方(おそらく、近江兄弟社の幼稚園関係の方でしょうけど)が、
声をかけてくださったので、肉声を録音されたものを聞きました。約10分。
お正月に、近江兄弟社の生徒に向かって話をされたもののようです。

「常に前を向いて、積極的に、GO、ですね・・・聖書に書いてあります。
 マタイ福音書7章、汝、求めよ、されば与えられん、です」

なるほど・・・有名なキリストの言葉ですね~

ヴォーリズさん、英語教師、布教、建築設計、病院、学校、
それにメンソレータム・・・
ほんとに、いろいろなことを、しかも近江八幡でされたんですねぇ。

近江八幡市、名誉市民の第1号です。

長くなったので、続きは、また明日・・・