おかんのネタ帳

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鮓切り祭り かんこの舞

2015-05-09 23:44:47 | 日々のつれづれ


野洲川です。
中洲公民館から、堤防をあがって中洲大橋から見た景色。
近江富士とよばれる三上山が小さく見えますね!

さて、鮓切りまつり。
「包丁式」のあとは、「かんこの舞」です。

拝殿の前に敷いてあったコモが片付けられ、馬が引かれ、
衣装を身につけた子どもや大人がおもむろに、拝殿の前にやってきます。





ほんまに、おもむろにやってくるんです。



子どもの長刀、警護の人たちが見守ります。





ささらの女の子が二人。
小さな太鼓をたたく男の子が二人。



守山史誌によれば、シャグマ(赤い毛髪)を付けた、
雄、雌の翁頭(しっころ)の舞で、太鼓のバチを持った雄が、
太鼓を持つ雌に求愛し、はじめは嫌っていた雌が、
最後には折れる、という恋愛が成就する無言の踊りなんですって。





祭り全体を紹介する人がいてるのですが、
五穀豊穣と子孫繁栄を祈る踊り、とか説明されてました。



ささらの女の子。かわいい~

太鼓や鉦、摺り鉦など囃子方がいて、その横で、
音頭を取りながら、田植えをするような踊りをしてましたね。



一通り終わったあと、御輿番の人たちが、
同じようにかんこの舞をやり出しました。





白いはっぴに、柄物のおこしのような衣装。
囃子方も、交代して、踊り出します。

長刀を持った子どもたちも演技をします。



かわいい~



終わると、もう一度、衣装を着けた人たちが、
再度、かんこの舞を披露します。

すべてが終わると、また、おもむろに、全員が帰っていきます。

拝殿に置いてあった御輿も、御輿番の人たちが担いで行きます。



このあと、御旅所でも奉納されるようです。



下新川神社の本殿。

400年も続く、「鮓切り祭り」。
幸津川は、約200軒。少子高齢化と人口減少で、
歴史ある祭りを継続していく不安はあるようです。

自治会長さんは、宣伝してください、みたいにおっしゃってました。
歴史ある祭りを、多くの人に知ってもらいたいと思ってはるんですね。
私たちが、口コミで広めることで、地元の人も我が町の良さを、
再認識することになると、そう思っておられるようです。

観客はさほど多くはなかったけど、
来ていた人は、みんな楽しんでいましたよ。

また、行こうと思います~