おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

「蝉しぐれ」の風景

2005-10-17 22:05:48 | 湖国日記
先日、出先で会った方に、「蝉しぐれ」観てきたんやけど、景色がキレイでね。しかも、あのよし原は琵琶湖ですよ。良かったですよ~」と言われました。最初、なんの話をしてるのかと思っていたんですが、映画のことやったんですね。その時は、「あぁ。そんな映画があるんや~」ぐらいに聞いていたんやけど、ある時、ラジオで歌手の一青窈(ひとと よう)の新曲として「かざぐるま」が紹介されました。何気なく聞いていたら、映画「蝉しぐれ」の主題歌とか・・・「ん? 聞いたことあるタイトルの映画やな」・・・

この「かざぐるま」の曲はすごく印象的でした。あの「ハナミズキ」も印象的やったけど、この曲の「どこ吹いた風でした くるりかざぐるま」のフレーズがアタマに残ったんですよ。
それからしばらくして、朝日新聞の夕刊に、この映画と主題歌の紹介記事が載ったんですね。あぁ~、これやん。
市川染五郎主演で、木村佳乃が相手役をしてる映画。原作は藤沢周平。あの宮沢りえが出た「たそがれ清兵衛」を書いた人ですね。(と言っても、本も読んでないし、映画も観てないねんけど・・)
日本の原風景を見事に描き出した原作を映像化するために、10年以上の歳月をかけて、監督自ら全国にまたがるロケハンを行ったとか。日本の原風景を見つけるために、最終的に候補地を絞り込んで、山形県の庄内・新潟・長野・京都・千葉・水戸、そして滋賀県の彦根・近江八幡で撮影されたようです。
「あのよし原は琵琶湖やで」と言ってはったんは、本当なんですね。
映画を観に行くことはほとんどないけど、(「パッチギ!」も観に行ってないからね)いつか、観てみたいですね。
普段、何気なく見ている風景が、日本の原風景として映像に映ってたら、やっぱりうれしいから。

画像は琵琶湖特有の漁のしかけ「えり」

舞台「白夜行」

2005-10-16 21:51:19 | 舞台・映画・ドラマ
大阪ドラマシティへ行ってきました。Studio Lifeの「白夜行」です。あの、小説をどうやって舞台化するんやろうって思ったんやけど、へぇ~、こうなるんや~。文字をたどって想像した世界が、そこにあるんよね。男性の俳優ばかりで描く、男と女のミステリー。しかも19年の月日が流れる物語。原作者の東野圭吾さんが、「舞台化は難しいから、する人がいるのが不思議」って言ってた作品です。
お客さんの99%が女性というstudio Life。昨日も20代から私ら?ぐらいの年代の女性がいっぱいでした。もう少し上の方もいましたよ。
「彼」のファン仲間である大阪組4人で合流。会うのは半年ぶり。
春の「OZ」に比べると、ロビーのお花は少なめやね。「今回、彼が出ぇへんからちゃう?」なんて(笑)言いながら劇場へ。
テレビや映画に慣れてるせいか、舞台というものはとても新鮮です。ドラマに比べるとかなりデフォルメされるというのを聞いたけど、確かにそれはあるでしょうね。
今回、前から8列目で、けっこう俳優さんの表情は観れるのですが、舞台に向かって左手なので、セリフによっては聞こえにくいことも。やっぱり舞台は、前列でなくても真ん中席がいいね~
ミステリーとは言え、暗~い話なんやけど、随所に笑いどころがありました。役者さんのアドリブやろうけど、物語の舞台が大阪やし、大阪弁てんこ盛りのストーリー。主人公はすっごい悪いヤツなんやけど、演じる山本芳樹さんは尼崎出身なんで、セリフがハマリすぎてました。「OZ」の、あの甘~い声に魅せられただけに、今回は怖かったですね。
でも、つくづく思うのは、舞台はリアルタイムに流れていくから面白味はあるんやけど、つい、誰かの動きに気を取られて、見逃してる部分もあるんですよね。やっぱり、最低2回は観ないとあかんな~っていうのが感想。
特に、Lifeの場合はダブルキャストなんで、山本さん演じる主人公を、Lifeの看板役者、笠原浩夫さんが演じる方もあります。う~ん、観たいよね~、やっぱり。

長編の原作を忠実にたどるらしく2部構成の舞台です。今回は1部ですが、休憩を挟んで3時間。事件は解決されないまま終わりましたね。も~、2部を観るしかないっていう感じです。もちろん、12月の2部のチケットは取ってあるんやけど、これが微妙な座席なんですよ。左端! セリフ、聞こえるかな~

大阪から帰りのJR。6時半の新快速なんで、ちょっと混んでました。ふと見ると、混み合った車両の中で、美味しそうに大判焼きをほおばってるおじさんがいました。オナカの虫がぐ~って泣き・・・こんな大衆の中で、しかも電車のハコの中で、つり革持ちながら食うか~? うらやましい~私でした。

思い出の歌を聴きたい

2005-10-15 00:00:54 | マイブーム イケメン
さていよいよ、明日は舞台を観に行ってきます。も~、最近、仕事に身が入ってないし、主婦業もええかげんで、まったくヨン様にハマるおばさま化してますよね。いつになったら冷めるんかなと思いながら、いまだ冷めず。明日なんて、ごひいきの「彼」が出るわけやないのに、観に行くんやし・・今日も、友人に言われましたよ。「最近、おやじ化してるやろ。語ってるで」・・・そうなんですよ。気が付いたら、「語ってる」んよね~。
一昨日書いた丸善とレモンの話。ほんで、「白夜行」の話。それに「パッチギ!」の話。気が付いたら、すべて、自分流の「語り」で話してるんですよ。

例えば、「パッチギ!」に関して言えば、「歌」が自分の思い出の一時期をオーバーラップさせるという話。
笛吹で、ディサービスやサロンに演奏に行きますが、お年寄りは、唱歌や童謡をすごく懐かしんでくれはります。同じように、別のイベントの時に、私の世代のフォークとかを演奏したら、お客さんに喜んでもらったりしました。その「曲」の持つ「時代」の断片が想い出につながるんでしょうね。
私にとって思い出の曲はいろいろあるんやけど、(子守歌は古賀メロディやし・・笑) 中学・高校時代に聴いた曲が、フォークから歌謡曲となっていったニューミュージックですね。「パッチギ!」で演奏される「イムジン河」や「悲しくてやりきれない」「あの素晴らしい愛をもう一度」は、中学生の頃の曲で、青春とまではいかないけど、多感な時期の始まりのような曲です。
これを聴いてから、滋賀県生まれの、あの神様「岡林信康」に続いたんですね。
今日、友人に語ってしまったのも、「イムジン河」の話から、あの「曲」を聴けば、私のあの時代の思い出がよみがえるという話でした。

ちなみに、フォークルのデビュー曲「帰ってきたヨッパライ」は、小学校6年の時の卒業のお楽しみ会で、指人形で劇みたいなんをしたんやけど、その時にBGMに使ったんです。だから思い出の曲。ほんで、彼らの2曲目が「イムジン河」で、それが幻になって代わりに「悲しくてやりきれない」が出たんでした。
そうそう、エンディングの「あの素晴らしい愛をもう一度」は、娘らが中学生の時の合唱コンクールでも歌われた曲ですが、(今も歌われてる) 私らの中学時代に、よく歌った曲ですよね。ええ歌やな~

おまけ。「パッチギ!」の原作となった、「イムジン河」の作詞者松山猛さん著「少年Mのイムジン河」を、図書館で借りてきて読みました。なんでかしらんけど、また、涙が出てきました・・・


プレミアムエディション

2005-10-14 00:01:49 | 舞台・映画・ドラマ
今週末の、「白夜行」の舞台にワクワクしながら、一昨日、予約していた「パッチギ!」プレミアムエディションDVDが届いたので、早速、「特典ディスク」から見ました。も~、また泣いてしまいましたね~ 本編は、この間レンタルして見たんやけど、公式HPを見に行って、あの時代(68年)のことを語ってるという「特典ディスク」がすごく気になったんです。もう、DVDを買うしかないって思ったんですね。
特典ディスクには、メイキングだけでなく、この映画ができるまでの話や、音楽のこと、キャスティングのこと、いろんな話が入ってました。若い俳優さんたちの素もすごく良いし、あの「イムジン河」にまつわるエピソード、あの時代を象徴するような「言葉」が印象的ですね。

塩谷くんは、ハリケンで「彼」と共演してた人ですが、まだ23才なんですね。(また、娘世代やね~) あの一生懸命な演技が微笑ましいです。特に、鴨川の橋の上から、ギターをタタキ壊して放り込むシーン、ラジオ局で涙ながらに「イムジン河」を歌うシーン、井筒監督が描きたいシーンを導くために、突き放したりホメたりしながら演出するさまに感動しました。
けして上手い歌ではないけど、監督に追いつめられて、もう切羽詰まっていっぱいいっぱいの状態で演じた塩谷くんの姿に、拍手したかったですね。また、涙ですよ~

そうそう、学校のロケは、やっぱり「比叡山高校」でした。この学校は、京都ではなく、滋賀県なんですよ。比叡山のふもと、大津市坂本の日吉大社の近くにあります。比叡山を越えると、北白川で朝鮮高校がある付近なんやけど。どっちにしろ、夏休み頃に撮ってはったんやろうか・・・・

またまた、「白夜行」

2005-10-12 23:42:17 | 舞台・映画・ドラマ
白夜行」一気に読みました。最近、あんまり読書をしてないんやけど、さすがに文庫本のくせに4cmぐらいの厚さがあって(しかも1000円もする)、読み出すまでに時間がかかってしまったんやけど、読み出したら一気でした。それほど引き込まれてしまったんですね。作者の東野圭吾さんも大阪出身やけど、この小説の舞台も大阪です。時代設定は1970年代後半から、19年の歳月が流れるミステリー。
時代の流れを現す小道具としてパソコンも重要な役割をはたすんですが、データを読み込ませるのに最初はカセットテープやってんねぇ。フロッピーの登場が画期的やったというのも時代を感じさせました。
ストーリー的には、おもしろい小説です。映像化させるとこうかな、なんてイメージはわくのですが、舞台化となると、ホントにどうするんやろうって思いますね。
暗い話で、最後も衝撃的な終わり方です。読み終わっても、な~んか、引きずってしまって、気持ちが切り替えられないような世界観がありますね~。

夜中まで起きてると、読売TVでこの舞台「白夜行」のCMをやってるんです。主演の笠原さんが「見に来て下さい。待ってます!」って最後に言うので、思わず「行くで~、待っててや~」なんて言うんやけど、私が行くのは、主役が山本さんの日。Studio Life特有の、ダブルキャストなので、主役が変わるんですね。
今週末、ホント、楽しみです。

「白夜行」と「れもん」

2005-10-11 23:59:15 | 舞台・映画・ドラマ
さすがに夕べは疲れてました。夕方から眠くて・・・早く寝ようって思ってたのに、本を読みかけたらおもしろくて、気がついたらまた、夜中になってました・・・改められませんわ、この生活・・・ちなみに読んでた本は、東野圭吾作ミステリー「白夜行」です。ぶ厚い文庫本なんでしばらくほおってあったんですが、実は今週末、この「白夜行」の舞台を観に行くので、大急ぎで読んだんですよ・・・

「白夜行」の舞台は、私のごひいきの「彼」が所属する、Studio Lifeという劇団の舞台。今回、「彼」は出ないんやけど、東野さんのミステリー作品やし、それがそそられたんです。どんな舞台になるんやろうって。
というのも、Studio Lifeは、男優ばかりの劇団で、女性の役も男優が演じるし、しかも、萩尾望都などの漫画を原作として上演し、耽美系といわれる劇団なんです。
私は、今春の「OZ」の舞台が Life初観劇やったけど、これは樹なつみ原作の漫画を描いたSFアクションファンタジーで、すごくおもしろかったんですよ。
男優が演じる女性に、最初は違和感を感じたけど、すぐに慣れたし、何より楽しい舞台やったんで、けっこう堪能できました。それに「彼」が中性的な魅力を発する役どころで、すっごくキレイやったしね。ダブルキャストで2回観に行って、「彼」以外の俳優さんにも魅力を感じてしまいました。こんなに、男前がたくさんいたなんてね~

それに、今回は東野作品。私は読んでなかったんやけど、日本の、しかもミステリーを舞台にするのは、Lifeも初めてのことやし、どうなるんやろっていう気持ちになったんですね。だから「彼」が出てなくても行こうって思ったんです。
原作を読んでみて、益々、楽しみになりました。

そういえば、京都の丸善書店、とうとう閉店しましたね。
先日、朝日新聞の夕刊にこのことが書いてありました。あの若くして亡くなった作家梶井基次郎の「檸檬」という小説にこの京都の丸善が出て来ることから、閉店がわかってから、丸善の本棚にレモンが置かれるようになったというんです。店員さんから見えないところにそっと置かれるレモンが、日々、増え続けてたとか。梶井基次郎の本「檸檬」のコーナーを作ってからは、そこに毎日いくつものレモンが置かれるようになったとか・・・
学生時代、4年間京都へ通ったけど、丸善は独特の雰囲気の書店でした。ここで本を買うことはめったになかったけど、イメージは、バーバリと万年筆。オシャレで高級な感じがしましたね。またひとつ、あの時代の想い出が消えたって感じかな。

寄る年波~

2005-10-09 22:48:18 | 地域密着
町内の大運動会、無事終了しました。接待係やったので、運動会終了後の納会のお世話があり、最後までお付き合いました。それより、久し振りの野外活動、お日様の下で半日過ごすのはけっこうキツイです。何がって、日差し! 昨日の大雨がウソのようにカンカンに照ってました。暑くて汗をかいたほど。しかも、班別対抗の競技、大縄飛びでへこたれてしまったんですから。そんなに飛ばんでも・・・10人で飛ぶ(2人が縄回し)んですが、初回13回、2回目29回、合計41回・・飛び過ぎですよ。もう~20回を越えた時は、飛びながらみんなで悲鳴あげてましたもん。
景品をもらって帰りぎわに、知り合いが「よう、足上がってたで。若いな~」と声をかえました。「若ないって・・もう、太股がツリそうやし・・・
その後も、綱引きや順送球(手押し一輪車にボールをのせて走るリレー)など、班別対抗競技にでました。順送球はトップバッター、意外にも?2位になり、台所洗剤をゲット・・・もう、足が動きません。1週間後?の筋肉痛がコワイ!
納会で、同じ体育委員さんらとお寿司で反省会&歓談しました。その中で、小学校からの同級生のタケシくんや、ツトムちゃんと話をしました。みんな、ン才になるおっさんですが、地域に密着して暮らしてますね~
タケシくんは中学3年の時一緒で、その後、進学校から大学へ行き、東京でに就職してました。2年前に同窓会をした時に、(私は幹事やってんけど) 来てなかったので「先生が気にしてたよ」と言ってたら、いろいろと話をしてくれました。
東京で5年間、楽しい日々を過ごしたこと。お酒が好きで、飲み過ぎて体をこわしかけたこと。親がそれを心配して帰って来いといわれたこと。こちらに戻って今の会社に入り、お見合い結婚をしたこと・・・等々。
「東京は遊ぶのにはいいところやったけど、結婚して暮らす場所やなかったな。あのまま東京にいてたら、結婚せんと体壊してたと思うわ」とか。東京に暮らしたことないからわからへんけど、東京は、そんなにオモシロイとこなんや~
同窓会気分の、地域の運動会。ツトムちゃんが、「こんな時でないと、普段は全体会わへんもんな~」と言ってました。お互いの親のことを聞いたり、遠い昔の話をしたり、幼なじみっていいもんですね。



明日は、町内の運動会

2005-10-08 23:23:28 | 地域密着
なんとか雨もやみそうで、明日は町内の運動会があるみたいです。私は今日仕事やったんですが、みなさん、雨の中で前日準備されたみたい。ホンマ、御苦労様です。ウチの町内は、昔からの集落と、その周りを囲むように新興住宅が建ち並び、大きな町内になりました。大阪生まれの私が、親の仕事の関係でこの町に来て、親がここに家を建てたのが昭和42年。当時は70軒くらいやったのが、今は900軒。すごいですね。
ここで中・高・大と育ち、結婚して隣町に住んだけど、11年前に実家の隣の土地を買って家を建てました。また、この町に戻ったんですね。
5年ほど前に、町内で「町民誌」を作ろうという動きがあって、ライターという仕事がらお役に立てたらと手をあげました。会合に来て下さいといわれて公民館へ行ったら、歴代の町内会長さんら、おっちゃん(おじいちゃん?)ばっかりが20人くらいいて、サーモンピンクのTシャツにGパンの私が行くと、すっごく喜んで迎えていただきました。(笑)
この町のはずれに、ちょっと大きな弥生時代の遺跡があって、その時代から人が住んでいたところです。もちろん、農業が主体の村でした。私が大阪から来た頃は、まだ農耕牛を飼ってる家があり、カルチャーショックを受けたものです。
昭和40年代初期、あっというまに牛小屋も土間の台所もなくなり、燃料革命とともに近代的な住まいに変化しました。私がここへ来た当時の、この町内の暮らしぶりを書きたくておばあちゃん3人に取材、衣食住の生活の様子や、女性の立場からみた当時をふりかえって書きました。
ちなみに、おばあちゃんたちへの取材は、行きつ戻りつする記憶にお付き合いしたのですが、とても楽しく、おばあちゃんたちにも喜んでいただきました。もっと話を聞きたかったし、書きたかったのですが、この部分だけ多くなってもあかんのでほどほどになりました。私にとっては宿題ですが、でも、もう、おばあちゃんたちもお年なんで、続きはできないやろうね・・
私が結婚して隣町に暮らしてる間に住宅は増え続け、近所に中学校ができ、小学校までできました。長女が中学に入学する時に戻ってきたのですが、入学式で、娘の同級生の親が同級生で、先生もまた同級生、さっすが地元! なんて思ったものでした。

さてさて、明日は運動会。体育委員として働かねば・・

川崎病って知ってますか?

2005-10-07 22:25:44 | My Family
雨ですね・・今週末、町内の運動会があるんやけど、雨、大丈夫なんやろうか? 体育委員としてはサッサと終わらせたいんやけどね。でも、当日は朝7時半から、夜は多分、9時過ぎまで拘束されると思うな。家族もワンコもニャンコも、みんなほおっておきます。ダンナは仕事なんで、お役ごめんですが、夕飯は勝手に食べてといてもらいましょう。娘は、いわずもがな、勝手にやるでしょう。とにもかくにも、明日、グランド準備のハズやけど、大雨みたいやしね・・・

先日、朝日新聞の夕刊に「原因不明の川崎病の患者が増え続ける」という記事がありました。「川崎病」ってきくと、四日市ぜんそくみたいな、公害病みたいですけど、川崎先生という方が発見した子どもの病気で、原因がいまだ解明されてないものです。
ウチの次女は1才11ヶ月でかかったのですが、熱が8日間続き、リンパが腫れ、喉が腫れ、舌が腫れ、目が赤くなり、血管が炎症をおこすのかカラダ中が赤疹し、BCGのハンコ注射の跡が腫れ、熱が下がると指先などの皮が薄くめくれたりして・・・まれに心臓の血管に後遺症をのこすことがあり、対処法が解明されてなかった頃など、血管にこぶが出来て詰まり、死に至ることもあったようです。

最初、熱が出て近所の小児科へ行ったら「風邪やね~」って言われ、でも、3日も熱が続いてなんかおかしいと、大きな病院へ連れて行き、初めて診断されました。即入院。仕事先のダンナに電話で「川崎病やて」って言っても、「はぁ? 何、その病気?」っていう感じでした。でも、早く見つけてもらえて良かったんです。後遺症も出なかったし。
約1ヶ月の入院。熱が下がってからは元気になるんやけど、血液検査で循環器に異常がないかを経過観察しなければならないので、1ヶ月の入院と、その後も定期的に循環器の検査をつづけなければいけません。今も、3年に1回、娘は検査に行きます。
もちろん、後遺症がなければ運動制限は一切必要なく、なんら生活するのに規制はありません。まったく、憎たらしいほど(笑)、健康に大きく育ってますしね。

川崎病が発表されてから30余年。1才~4才の男児が多くかかるとか。伝染性はないみたいで、患者は日本だけが突出して多く、ついで韓国とか。欧米人はかからないみたいですね。不思議な病気です。原因の解明も、かかった子どもが将来どのような経過をたどるかも、まだわかっていません。大人になってから、心臓病にかかりやすいのかどうかもわからないので、後遺症が残ってしまった子どもはもちろんのこと、たとえ後遺症がないと言われた場合でも、定期的な検査を受ける必要があるんですね。

娘がかかったのが85年。その4年前に大流行したらしいです。同じように育ててるのに、長女はかからず、次女だけ。けっこう、私のまわりにも、子どもがかかったという人がいるんやけど、ウィルス説、細菌説などいろいろ疑われてるようですが、原因がいまだに分からないんですね。
来年は、また診察にいかねば。

朝日新聞の記事はこちら

期待!日本シリーズ!

2005-10-06 23:56:05 | スポーツ大好き
阪神ペナント最終戦、お疲れ様でした。しかし、昨日の試合もすごかったです。あの鳥谷くんが、サヨナラホームランですから。娘と同じ年なんやけど。普段はクールでコメントもモノ足りないんですが、さすがに昨日は、興奮してたようです。最終戦で延長サヨナラやし。しかも、あの、最年長37才の下柳さんに、ハーラートップの15勝目をプレゼントしたのですから。どこが相手かわからへんけど、日本シリーズも楽しみですね~

そうそう、宿敵巨人も原さんが復活します。一昨年、甲子園で、星野監督から涙で花束を受け取りましたね。星野さんの「また帰って来いよ」という言葉に、ホンマに泣いてました。敵将ながら、カッコエエな~と思ったモノです。
思い起こせば、原さんは、東海大相模高校の選手として甲子園で活躍しました。女の子にも人気がありました。ドラフトですんなり巨人に入団し、ゴタゴタして入団した江川さんと比べても、いわば王道を歩んできた人でした。
それなのに、あの辞め方ですからねぇ。今日のサンスポの見出しに、「渡辺会長謝罪で『わだかまない』」と書いてありました。ホンマでしょうか。
清原さんが、この間、自由契約になったし、巨人は来年は若返りをするらしい。(野茂さんを取ると言う説もあるけど?)、原さん、「巨人愛でV奪回」となるんかどうか?
そうそう、江川さんみたいに1浪して入団した元木さんも引退。巨人以外ではやりたくないって、分かりやすい人やね。
ま、巨人も強くないと野球もオモシロクないって、みんな言うからねぇ・・
(阪神が弱い時と、言い方もちゃうなぁ~ 笑)