連日寒いですよね。
今朝は、メダカのすいれん鉢の水も凍ってました。初氷ですよ。
6時、ダンナの出勤時間はまだ真っ暗やし、寒いのなんのって。
ホンマに、ご苦労様ですわ。
さて、昨日の続きですけど・・・
吉弥さんの1席目・・・
見台&ひざかくしの一件で(苦笑)、吉弥さんのマクラもご自分が内弟子時代の話からでしたね。米朝師匠がイラチな方で、出囃子が鳴ったらすぐに出たがる、けど、見台やひざかくしがキチンと置かれてなかったらお叱りがある・・・競争のようにやってた、というようなお話でした。
それから、歌丸師匠や小三治師匠の話へとなり、楽しいマクラでした。
で、本題が始まるのですが・・・噺の出だしを聴きながら会場がちょっとざわわ・・・(笑)
「おまえ、ええ年していつまでも何もせんとふらふらしてたらあかんで、23にもなって」
「23、ちゃいまっせ」
「22、やったか?」
「いえ、24です」
「よけい、あかんがな」
・・・これって、さっきひろばさんが演じた「道具屋」と同じ出だしですやん。
まさか、「道具屋」をも一回・・・てなわけないですよね!
会場のお客さん、吉弥さんが次に何を言うてくれるんやろって、もう期待いっぱい、前のめり?
その時点で、吉弥ワールドですわ。
吉弥さん、会場の期待に応えるかのように、
「・・・まぁ、道具屋とかも、やったやろけど~」 会場、大爆笑!
そこからアホに、池田のおっさんとこの家の普請をほめて小遣い稼ぎを指南するという「牛ほめ」の噺が展開します。
中入り後は、かわいい見た目と大違いで、大酒飲みな?吉坊くん登場(苦笑)
ウチの娘と同じ年ぐらいやねんけど見た目はホンマに少年ですわ。中学生っっていうても通るくらい。声もカワイイしね。
吉坊くんのナマ落語は今回初めてですが、実は、去年の2月、ドラマシティで芝居は見たんですよ。吉弥さんと一緒に出てた
「地獄八景・・浮世百景」に、吉坊くんも出てはったんですわ。その時に、顔に似ず大酒飲みっていうのを知りました!(笑)
吉坊くんは、今回、繁昌亭「きらめき大賞」を受賞しました。
吉弥さんが大賞受賞なので、吉朝門下の兄弟そろっての受賞です。
その吉坊くんの噺は、これまたこの時期にふさわしい「寄合酒」・・・幼い顔と合わない?ミスマッチな酒飲みの噺ですわ(笑)
よく知ってる噺やけど声がハッキリしてて、テンポも良くて、なかなかおもしろかったです。若いし、楽しみやねぇ~
桂吉坊くんの後にトリで、大賞を受賞した吉弥さんがまたまた登場です。
ひろばくんが、またまた見台とひざかくしを持って登場。
今度は意識したかのように?ちゃんと、間違えんように並べて・・・思わず会場から拍手ですわ! (笑)
出囃子で登場した吉弥さん。ひざかくしを触りながら、
「こんなんで拍手もらえるなんて・・」 (笑)
時々2階席まで見渡しながらのマクラ。吉弥さんらしい心配りですね。
なんの話やったか、くるくるお目々の吉弥さんとちょっと目が合って、ドキッとしてしまった私でして・・・(笑)
さて、トリの噺は「不動坊」。
初めてナマで聞く噺ですわ。でも、おもしろかった!
幽霊話ながら冬のお話なんですよ。
ま、ホンマもんの幽霊が出るワケではないけど。
金貸しの利吉さんのお風呂屋さんでのくだり、徳さんらの幽霊芝居のくだり、アンコロとアルコールの勘違い・・・どれもおもしろくて。
吉弥さんの演じるアホって、ホンマににかわいい~
それに、ハメモノが入るんで華やかでしたし。
さてさて、今回も隣県在住の友だちと一緒やったんですが、彼女のおかげで夏以降、何度も寄席に行くことができました。ま、彼女も同じこと言うてますけどね~(笑)
とりあえず、吉弥さんはこれが今年最後。
でもお互いまだ予定があって・・・今年は年末ギリギリまで笑いっぱなしのようです(笑)
画像は、天神橋筋商店街にある自由軒で、おなじみのカレー。
ナマ玉子に、四代目ソースをかけて混ぜ合わせて、いただきま~す。