おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ぶらり、八幡堀

2013-04-17 09:36:15 | 湖国日記
ついつい、ドラマを見てて、夕べに、アップすることができませんでした~
近江八幡の「八幡まつり」、ですね~

松明に関しては、諸説があるようで、応神天皇が日牟禮八幡宮へ参詣される際に、
琵琶湖岸の南津田7軒の家の者が、ヨシで松明を作り、火を灯して道案内をしたのが、
始まりと伝えられているようです。



八幡山がキレイでした。

氏子の伝統を今に伝えるのは、市井・多賀・北之庄・鷹飼・中村・宇津呂・
大林・土田・船木・小船木・大房・南津田、の十二郷。
今も、町名が残ってる地域ですが、水田が広がる地域で、この祭が、
農業用水の水利に起因するという説もうなずけますね。

祭があることで、各郷の集落が一同に会し、日頃の神々の恵みに、
感謝と祈りを捧げ、争いごとも免れていたとも言われています。

それにしても、久しぶりに近江八幡を歩いたら、新しいお店がいろいろできてました。



ふとんの西川の祖と言われる西川家の並びに、近江牛の「千成亭」、
あゆの「きむら」、甘味どころ「あまな」がある「石畳の小径」。



八幡堀までつながっています。



「あまな」は、丁稚羊羹で知られる「和た与」さんがやってるみたい。



湖魚の佃煮で知られる、「遠久邑」(おくむら)さんが、こんなとこに、
新しいお店を出してはったのね~~~



八幡堀も、このあたりにくると、様相がちょっと異なりますね。
柳の緑がキレイでした。



その八幡堀に面して、土蔵がおしゃれなカフェになってたり、



町家が、パンやさんになってました~



「パンの壺」さん。
若い女性がオーナー。手作りのパンがいろいろありました。
試食もできて、熱いほうじ茶をよばれて・・・ホッコリ。

食パンを買いました~

やっぱり、近江八幡て、観光地やなぁ、としみじみ。

近所にこんな場所がったら、夫婦で散歩も楽しいやろな~


八幡まつり ~太鼓の渡り~

2013-04-15 23:36:19 | 湖国日記
3時頃、近江八幡の日牟禮神社まで行ってきました。
サクラはもう終わってたけど、でも、柳の新緑がとってもキレイで、
いついっても、観光地やな、って思うところですね。



時代劇のロケによく使われる、八幡堀。
しょうぶの葉のみどりがキレイです。



遅い時間ながら、ここへ来た目的は、これ。
「八幡まつり」です。

1ヵ月前に、ここで、左義長という、にぎやかなお祭りがあって、
最後に夜、豪快に左義長を燃やすんやけど、
八幡まつりも、ここで、宵宮に松明を燃やすんです。

昨夜が、宵宮で、燃やしたらしい跡と、ニオイが残ってましたよ。



八幡まつりの方が古くて、近江八幡の郷村の、五穀豊穣を祈るまつりです。
宵宮で松明を燃やし、翌日の今日が本祭で、各郷の太鼓が奉納されるんですね。



左義長に比べると、男性的で、大人な感じですよね。
担いでる人たちが、けっこう年齢層が高いし~



ここは、若いかな~。



みなさん、紺の法被に白いズボン、兵児帯をしてます。



いくつも、太鼓が登場してきます。
太鼓の渡り、というらしいけど、なんで太鼓、なんでしょうね。

由来とかは、また明日に。


長い一日

2013-04-14 11:13:12 | 日々のつれづれ
昨日の朝、ダンナがちょうどネクタイを締めてた頃、
きゅるんきゅるん・・という妙な音がして、テレビの画面に、
「緊急地震速報」っていう文字が、同時に、揺れ始めました。

早朝5時半過ぎ。
阪神淡路大震災の時と同じような時間帯やから、
一瞬、いやな気持ちになりましたね・・・

ただ、18年前は、もっと突き上げるような揺れがあって、
それから横揺れしたし、もっと長い時間でした。

だから、それほど大きな地震ではないのかなって思ってたけど。、
それでも、1200軒あまりの家で損壊があって、ケガされた方もいて、
やはり、大きな地震やったんですね。

毎朝、5時40分頃に家を出るダンナが、

「電車動いてるかな~」

って言いながら出て行ったんやけど、
6時頃、電話をくれました。

「やっぱり、動いてない。しゃあないし、待ってみるわ」

こんな日でも、仕事に行く人は気の毒・・って思ってたけど、

でもね。私もね。
昨日は、娘と観劇に行く予定で、10時頃の電車に乗るつもりやったんですよ!
チケット2枚分、すでに振り込んでるし~~

どうしよ~~~

とりあえず用意をしながら、ニュースやらネット情報をチェック・・・

10時頃に、ダンナから電話。

「今、京都やけど、もう、帰るし~」

京都から先は運行停止のまま。
会社に電話して、休むって、言うたらしい。

京都から先は動いてないのか・・・
みすみす、チケット2枚分をボツにするわけにもいかへん~
でも、ありがたいことに、今回の舞台は小劇場系の小さな舞台。
返金はできないけど、「公演の変更はできます」って聞いてたので
あわてて、チケット専用のアドレスにメールしました。

「地震の影響で昼の部は行けそうにないので、夜の部に変更してください」

そしたら、ちゃんとご丁寧に了解の返信がありました・・・

11時頃、ダンナが帰宅。
電車に乗れたのは8時40分・・・3時間弱、駅で待ってたんやって!
・・・家まで10分。帰ってきて待ってもええぐらいやったんや~。
でも、地震で命を奪われることを思えば・・・お疲れ様でした。

とは言うものの、不謹慎ながらチケット代が気になる私(汗)
私鉄は解除されたから、午後になれば、JRも動いてるかなと、
疲れ、あきれてるダンナを尻目に? 娘と、早めに出発。

が、しかし、駅に着くと、下り電車は40分待ちですやん。
構内放送では、女性のアナウンスが・・・

「下り普通電車は、今、始発駅の米原を出ました~ 
 行き先は姫路行きですが、途中で行き先が変更されるかもわかりません。
 京都より先は、まだ電車が動いておりませんので、 
 この電車も、京都から上りに変更されるかもわかりません~」

京都から先に行けないなら、買い物でもして帰ろうか・・・
なんて、思ってたら、山科あたりで車内放送。

「この電車は、高槻から快速になります」

え~っ、大阪に行く気満々やん~!
高槻まで普通電車なので、かなりの時間がかかったけど、無事に大阪着。
途中の駅では人は少なめやったけど、さすがに大阪駅は、
いつも以上に?混み混みでした~

劇場で観劇友だちにも会いました。
彼女は神戸の方で、震災に遭った人です。

「今朝の揺れで、あの時と同じような時間やから、しばらく呆然としてました」 

思い出しますよね、やっぱり。


先日、阪神淡路大震災を経験した人と話してたら、
あの地震で、人生観が変わった、って言うてはったな。

「やりたいことがあれば、やれる時にやっておくべきですよ」

夜公演が終わり、大阪駅に着いた頃には新快速もあって、難なく帰宅。




次女の、ひとり旅のお土産。
家で、お茶を飲みながら、赤福を食す私。

大事がなかったから、観劇にも行けたんやな、としみじみ。

それにしても、長い一日でした~


転ばぬ先の・・・

2013-04-12 21:51:33 | My Family
ここんとこ、いろんなところで人と寄ると、病気の話ばっかりです。
ま、それだけ、トシいったってことなんやけど、自分のことだけやなく、
身内・・ダンナとか・・・の病気の話になると、ドキドキします。
人ごとやって、言うてられへんからね。

昨日も、出先で久しぶりにお会いした方に、
脳梗塞になってねぇ・・・、と言われてビックリ。

そういうと、一瞬、どなたかわからなかったぐらい、
以前と少し雰囲気が変わってはったのは、病気をされたからかも・・・
まだ、60代やと思うから、ホントに、人ごとではないですよね。

ウチのダンナも、血圧が高いからずっと心配です。
血圧を押さえる薬を飲めばって言うねんけど、

「今の仕事をやめたら治る」 

って言い張るんですわ。
確かに、休みの日の血圧は落ち着いてるみたいやけどね。

なので、毎朝、ヤクルトから出てる血圧を下げるヨーグルトを飲ませ、
黒豆をチンしてお湯を注ぐ、黒豆茶を飲ませ、
体脂肪を減らすという、ガセリ菌の入ったヨーグルトを食べさせ、
野菜ジュース、低脂肪牛乳も・・・朝から、ちゃっぽんちゃっぽんやで~(笑)

夕飯も、できるだけ濃い味を避けてます。
キノコ類が良いみたいなんで、しめじとかエノキダケをよく使ってますよ。

たとえば・・・



鯛の切り身のムニエル。
しめじのバター炒めと茹でブロッコリー添え。
レモン汁とポン酢少々で。



鶏肉としめじ、水菜のサッと煮、ゆずこしょう風味。
出汁に、醤油とお酒少々、いただきもののゆずこしょうでさっぱりと。

そういえば、エノキダケ茶が体脂肪を減らす効果があるというんで、
エノキダケを干してるんですよ。
それを細かく切ってお湯をそそいでできあがり。
せっせとダンナが飲んでます!



先日の健康診断では、そのせいかどうか、体脂肪が下がってましたよ。
・・・というか、昨年の数値が異常に高かったんですけどね。
健康診断の数日前にすき焼き食べたからやって、本人は言うねんけど・・・?

なので、エノキダケ茶は続けるらしいです~

効果が続くといいな。


さて、次女、無事に帰ってきました。
お土産は、赤福餅と熊野の地酒です。
二泊3日で1,100キロほど走ったらしいけど、楽しかったらしい。
ひとり旅って、自由で楽しいな、って。

そうやろけど・・・ね。


さてさて、甲子園4連勝、負けナシ!

でも、打てなさ過ぎよね・・・




春のなごり

2013-04-11 22:43:04 | 湖国日記
今朝は、なんか肌寒くて、思わず冬のジャンバーを出しました。
春やのに、なかなか暖かい日ばっかり続かへんもんやね。

そのせいか、守山・笠原のサクラは、まだ、花をつけてましたよ。



野洲川の堤防に続く桜並木。
遠く、向こうに見えるのは琵琶湖越しに比良山です。

お昼どきやったので、お弁当を広げてるグループがいましたよ。



このあたりは、かつて、近江太郎と呼ばれた野洲川が、
氾濫して、水害のあった場所らしいです。

野洲川はここから、二つの流れに分かれて琵琶湖に注いでいました。
大雨の時には川が氾濫して、周辺の集落が水つきになってしまうことから、
1本の川に改修工事をして、今の野洲川ができたんですね。

野洲川改修のために、集落ごと移転したりしたんですよ。

今は、市民が集うこの桜並木も、そういう歴史があるんですわ。

さすがに、このへんのサクラはもう終わりみたいやけど、
湖東から湖北にかけては、まだ見頃みたい。
マキノのサクラが満開やって、朝刊に出てたしね。


さて・・・次女ですが、予定では明日帰宅のはず。

どうやら、今夜はお伊勢さんにいるみたいです。

・・ひとり旅と言いながら、オトコといっしょなんちゃうん?

なんていう、たくさんのツッコミ、いや、ご心配の声、ありがとうさんです。

けど、それなら、まだ、安心ですやん。

ひとりやから、心配なんですよ~ 車やし。

無事に、もどって来ますように~


春の宿場まちで

2013-04-10 22:00:02 | 湖国日記
先週末は、雨やら風やらで、全国的に荒天でしたね。
その前日、とっても良い天気の時に、中山道守山宿をすこしぶらり。



東門院です。
比叡山の東を守る門としてつくられ、桓武天皇の時に、
比叡山東門院守山寺と名号されたとか。
江戸時代には、朝鮮使節団の宿泊にもつかわれたらしいです。



先週の金曜日なので、桜がキレイに咲いてましたよ~ 

東門院の向かい側に、新しいお店がオープンしてました。
和風のたたずまい・・・前はナニも建ってなかったような・・・
いつの間に建てたんかしらね。



和装小物やふくさで知られる、清原さんのショップです。
「和奏」とかいて、「わかな」と読むらしい。
おしゃれなふくさがいろいろ置いてありました。

ランチは、メインを2種類選べるランチ、1200円。
カキフライとカルパッチョ。5人で行ったんやけど、3人がビンゴでした。



ちなにみ、ランチをいただいたのは、東門院の隣にある「かたたや」さん。
築180年の古民家。守山宿で茶屋「かたたや」やった建物らしい。
改修して、レストラン&カフェ&、地域交流の場として、
2階の部屋を貸してはるみたいです。



日曜日は、この界隈もにぎわってたようですよ。
「ルシオール・アートキッズフェスティバル」が開催されて、
守山宿から守山銀座商店街のあたりで、街中音楽祭をやってはったんよね。

残念ながら、今年もこの行事にかかわってないわ。
昨年は、チラッと見にいったけどね。 
なんせ、キッズって・・・子どももいてないし、
たいてい、仕事してるしね。


そうそう、子どもと言えば、次女が・・・

ひとり旅してくると言って、車で出かけました。

夕べは日本海側を走ってたらしいけど、

今日は、太平洋岸を走ってるらしい・・ホンマか??

さすがに、野宿はしてないみたいやけど・・・

めっちゃ、心配~




手仕事

2013-04-08 23:14:40 | 旅の想い出
丸亀城の麓にあった観光案内所で。
お土産なども売ってたんやけど、ふと見たら、手仕事の真っ最中。



一瞬、滋賀県の高島市安曇川の道の駅を思い出したわ。
あそこは、扇骨の実演コーナーやけど、こちらは、うちわの製作です。

骨組みを作ってるようですね。



各地にうちわの製造の歴史はあるようやけど、
丸亀うちわは、江戸時代に、藩主の京極氏が奨励して、
この地の地場産業になったらしいです。



竹を細く切り込んだものに、糸を掛けています。
交差させながら1本ずつ繋いでます。



端までいったら、一番外側の太くて短い竹を曲げて、
糸の両端を繋ぎます。



広げて、うちわの大きさに合うように広げます。
型紙に合わせて、竹の先を切り揃え、紙を貼っていくらしいです。

今どきはプラスチック製のものが主流で、しかも、お金出して買うこともないし。


ふと、見たら、ダンナの姿がないんですね。

どうやら、こういうのに興味がないらしい・・・・え~っ!?

あわてて外に出てしまったので、(あわてることもなかったけど)
肝心の、丸亀うちわの完成品の写真、撮ってないやん~
というか、買ってもないし~ (汗)

なので、詳しくは、→ こちら


国産の竹を使ったうちわは、やっぱり高いねんな。
安いのは、中国産の竹なんやね・・・


丸亀城にて

2013-04-07 23:06:12 | 旅の想い出


丸亀城です。
琴平温泉から、車で20分ほどのところにありました。
現存する天守12の一つですが、天守の大きさは最小らしい。

昨年行った、岡山の備中松山城が二槽二階建てで小さいって思ったけど、
建坪が丸亀城より、もっと広かったんですね~



天守は、唐破風や千鳥破風を施してあり、漆喰が塗られ高さは15メートルとか。
どこのお城にも、サクラの木が植わってるんやね。
ここも、1000本からのサクラが周囲に植わっているらしいです。



築城は1602年。
播州赤穂から讃岐、高松城に入った生駒親正が、5年をかけて築城。
でも、その後の一国一城令で廃城になります。

1641年に、肥前の国から入城した山崎家治が修築して、
現存する石垣を築きます。



丸亀城の美しさは、この石垣にあると言われるほどで、
とにかく、高さがあるんですよ。
総高は60m。一番高い石垣は、三の丸の22m。



算木積みで、頂が垂直になるよう「扇の勾配」と言われる、
独特の反りを持たせてあります。



歩いているのは、ウチのダンナです~



石垣の周囲を歩くことができるんやけど、勾配がありすぎて、
下をのぞくのは勇気がいります。



これは、天守のある一番上から、丸亀の市街をみたところ。
遠く、向こうに瀬戸内海が見えます。

この亀山城、実は滋賀県ととても関係が深いんですよ。
山崎氏は、後継者がなく3代で改易になり、この城には、
播磨・龍野城から、京極高和氏が入城し、明治まで京極氏の居城になります。

この京極氏の祖先が近江の湖東。
なので、丸亀城の京極氏代々の菩提寺は、米原の徳源院なんですよ。
6代目からは、違うところに墓所があるんやけど、氏神が、
安土の沙沙木貴神社やったりして、ちょっと丸亀が身近に感じた次第(笑)



とにかくサクラが満開で、丸亀城さくら祭りを開催中のようでした。
お昼どきやったから、お弁当を持った人が次々にやってきて、
あちこちでお弁当を広げてはりましたわ~



自分の街にお城があるって、なんかうらやましいな。
街の象徴であり、いこいの広場みたいにみんなが集まるしね。

2代目藩主の京極高豊は、城下に大名庭園を築いて、
庭園の真ん中に、京極氏の故郷近江の琵琶湖を模して池をつくり、
そこに近江八景を配置したとか。

それが遺ってるかどうか確かめてないねんけど、
黒田官兵衛の姫路と言い、丸亀と言い、近江と繋がってるってるんやねぇ・・・



こんぴらさん

2013-04-05 23:14:25 | 旅の想い出
瀬戸大橋を渡って、坂出から琴平温泉へ。

前にも泊まったことがあるねんけど、こんぴら宮があることで知られてますね。
金刀比羅宮、って書くんやけど、石段があって、サスペンスでも時々登場します!

お天気も回復した翌朝、でかけました~



石段は本殿までは785段。
今回は奥社まで行かなかったけど、そこまでいくと1368段になるらしい。



よう登らん人には、こういうのも。
担ぐ人はすごい。足腰が丈夫でないとできませんよ。



道中にあった一般からの寄付の証しの石柱。
これは、金壱封と書いて下に名前が書いてあるけど、これ1本、
1千万円、らしいよ~!!



一回り小さい石柱は、100万円、200万円・・とか書いてあります。

お金をポンと差し出せる人は、功徳もあるんやろうな~
ちなみに、海上交通の守り神で、交通安全にご利益があるらしいです。



サクラはほぼ満開。
花びらが舞ってました~



アップです。

神馬が、いました!



白い馬と、サラブレッド!
サラブレッドが神馬になるんやね~

名前が書いてありましたよ。トウカイ・スタント号。
Q1優勝した、ホリスキーの仔やって~



こんぴらさん。
なんかご利益ありそうな?? 

もちろん、御朱印ももらってきましたよ~

夫婦のテーマは、今回も城跡めぐり。

さて、次はどこへ行ったでしょ~





雨の姫路城

2013-04-04 22:28:09 | 旅の想い出
火曜日、前日のお天気が一転、雨が降るという予報を見ながら、
西へ、西へと行く、おっちゃんとおばちゃん~

目的地は、平成の大修復工事中の、国宝姫路城。
来年の1月で、素屋根からの工事見学も終わってしまうようなので、
急いで行かないと・・・で、行ってきました~



姫路市立動物園の方に車を止めたので、
搦め手口から腹切り丸、備前丸へ続く通路から天守に向かいました。
春雨がしとしと降ってます・・・



ちょうど、天守を覆っている素屋根に繋がる構台と呼ばれる、
大きな鉄骨の足場が見えるところから向かいます。
これが一番最初に造られたらしいねんけど3ヵ月もかかったって。
そこから素屋根の建設工事が開始されたらしいですよ~。



備前門から、いよいよ、大天守修理見学施設「天空の白鷺」へ。
本丸側の素屋根に設置されたエレベーターで8階まで。

見学を事前に予約してたから、並んで待ってる人たちを横目に、
待たずにする~っとエレベーターへ。
雨模様なので少ない目の人やと思うけど、それでも春休み。
家族連れや旅行者、外国人の方々など、けっこういはります。

ちなみに、天守の中は見学できませんよ~
その代わり、普段見ることのできないもんを見せてもらいました~



大天守の屋根を上から見てるんです~
瓦を、しっくいできっちりとめててあります。
しっくしの白さ、これが、白鷺城ゆえんの白さですよね。



瓦の葺き方のサンプルが展示されてました。
テレビでも何度も見てますが、瓦葺き職人が葺いて、
左官屋さんが仕上げるんですね。



大天守よりも高い位置から見下ろした西の丸方面。
サクラが満開です~



正面の真っ直ぐ伸びる大手道の先は、JR姫路駅です。
さすがに、姫路港までは見えないですね。



姫路城の特徴でもある小天守。
今回、大きな改修はされてないみたいで、素屋根のそばにそびえてます。
普段は、こちらから天守の中に入れるんですけどね。



サクラが満開の西の丸庭園から見た素屋根の天守。
西の丸は、あの、お江さんの娘、千姫がいた居室のあるところです。
長い「百間廊下」が続いていますが、ここで、「黒田官兵衛展」をしてました!



黒田官兵衛、そう、黒田如水ともいう戦国時代を生きた軍師。
来年の大河ドラマの主人公です。
姫路の出身なんやね~~ 
でも、祖先は近江の国、木之本の出身と言われてますよ~。

秀吉のもとで見出されて、信長、家康も一目を置いたという人物。
演ずるのは、SPにも出てた、V6の岡田くん。

黒田官兵衛には、24騎の優れた家臣がいるんやけど、
あの、大好きな姫路出身の俳優さん、演じてくれたりせぇへんかな・・



サクラをアップで撮ってみた。



市民に愛されるサクラ越しの姫路城を覆う素屋根。
白い壁のところが、見学施設「天空の白鷺」。

素屋根が解体されるのは来年らしいよ。5年かけての改修やしね。

さて、今年の夫婦円満近場温泉一泊二日の旅。

このあと、瀬戸大橋を渡りました~