ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

大阪下町ショートステイ・パート3の2

2010-07-17 23:52:44 | 
大阪の市内は全体的に(特に夏は)東南アジアの首都のような雰囲気。

西成、新今宮駅近くのタコ部屋をバックパッカー向けに改装した安ホテル「太洋」に宿泊。近所には数件同じようなホテルがあります。この辺りを夜歩きする時は、さすがに日本であってもバックのひもをキュっと強く握ります。
朝、ロビーでフリーのインターネットをやっていたら、見覚えのある顔が、、、


シスターポールのススムちゃんとマッキーさんでした。
大阪のライブが終わってこれから、京都、名古屋とツアーしていくそうです。

以前ツーマンで対バンした時、臨時にベースを弾いてくれたのが先日亡くなったスーちゃんだったので、生きてる内に会いたかったと言ってました。
何度かスーちゃんとシスターポールを追っかけて見に行き、ずうずうしくも打ち上げにも参加し、いつの間にか彼らのライブ企画に呼んでもらったのでした。そん時は、たいしてお客を呼べなかったんですが、ギャラまでいただいてしまってもう申し訳ないっス。



本日のぷらっと旅は、西成区から大正区。
まずはバスに乗って渡し舟のある千本松へ。途中の西成の風景は完全にエイジアン、おっちゃんたちがあちこちで布をひろげてガラクタを売っています。上半身裸で座り込んでるヒトもあちこちに。

西成のディープスポットは、以前何度か行っているので真直ぐ大正地区方面へ。
大正区は沖縄であると共に松田優作の遺作「ブラックレイン」の舞台でもあります。


三線を自転車にくくりつけ、日陰で涼んでるおっちゃんを発見。大阪のおっちゃんでもあり沖縄のおっちゃんでもあるんですね。
大正区は実は島のように外部と分断されたところ、河を渡らないと行けません。何ヵ所かある渡し舟は無料。


昼時のせいか客はまばら。
これが本当の沖縄なら、、、このまま海のきれいな離島へ連れてって~


路地裏だらけの街を歩き、平尾商店街をひやかして、ぼさっとした公園で一休み。すると向かいの小学校の校舎から沖縄ミュージックと太鼓の音が聞こえてきました。エイサーの練習でしたね~近々祭りでもあるのでしょうか。

海側へ行くと、コバルトブルーからは程遠い、大阪らしい海。錆だらけ。


途中、入ってしまいたい定食屋や沖縄そば屋をがまんして素通り、目的地の「チャイ工房」へ。
名古屋の名店、「ロックバーテラゾ」が開店時間になるまで、すぐ近所にぼんやりとチャイを飲んで過ごせるお店が以前ありました。そこの方がやってるそうです。


古民家を改装した店内はやたら広かった。


ささみ&ピーマンカレーをチャパティーで。
これがなかなか美味。もちろんチャイもね。夏でも温かいのを。