御用学者
2020年5月6日(水)
御用学者(ごようがくしゃ)とは、語源は幕府に雇われて歴史の編纂など学術研究をおこなっていた者のこと。 転じて今日の日本では、「政府や権力者に迎合し都合のいいことを唱える学者」といった意味で使われる。(ネットから)
5日の朝日新聞です。
専門家会議の尾身副座長は、検査数が伸びなかったことについて、「思ったほどのスピードで上がらなかったのは事実」と述べました。
更に続けて、「検査を担う地方衛生研究所の体制拡充を求める声が起こらなかった」、「保健所の業務過多や、通常業務をこなしながら検査にあたる地方衛生研究所の人員などが十分でなく、感染者が急増した大都市を中心に3月下旬以降検査待ちが多く報告されるようになった」等と述べました。
尾身氏って、感染症の権威でお偉いお方とは思いますが、ピンボケ発言であります。
検査については、もう2か月以上前から少ないという指摘があらゆる分野でありました。(これまでの経緯の説明ではなく)それに対して、どのような対策をしてきたか?ということが問われているのであります。
尾身氏ではなく政府の担当者が、「どのような対策を行ってきたのか」について責任ある説明をすべきことで、尾身氏が政府の代弁をするようなことではありません。これじゃ、御用学者と思われても仕方ありますまい、と思ったのですが、実は、
これ、記者が、検査について安倍首相に質問したのを、安倍氏が、こともあろうに、尾身氏に振っちゃった!んです。
「お前さん、御用学者になってくれよ」ってなものであります。
尾身氏もつい、お人が良いものですので、代弁したのでありますなぁ!←お気の毒であります。
というか、尾身氏を御用学者に貶めた、安倍嘘つき権力私物化立憲主義破壊無責任独裁政権の安倍首相が、極めて罪深いのであります。(怒)
安倍首相は、緊急事態を5月末まで延長すると発表しました。
評論家とか、大阪府知事であるとか、いろいろと批判をしています。「データに基づく説明がない」、「出口戦略がない」など。私も確かにそのように思うのでありますが、それらのこと以上に、安倍氏の言葉って心に響かないのであります。
安倍氏の言葉がウィルスであるとしたら、これ、極めて感染力の弱いウィルスでありますなぁ!(ハハハッ)
西ドイツのメルケル首相でありますが、私ゃ、この方の言葉は一言一句逃さずに聴こうと思います。コロナ以上の感染力の強いウィルスであります。「財源は青天井」と言った時には、私ゃ、これが本当のウィルスであれば、今頃天国へ行ってますですわ。
夕方散歩のため、外出しました。約50分。10数人とすれ違いました。