団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

PCR検査の見直し

2020-05-08 12:25:57 | 新型コロナウィルス

PCR検査の見直し

2020年5月8日(金)

 以前から、「検査、検査、検査 そして『保護』隔離」ということが言われています。

 ただ、それがなかなか進みません。私は、明らかに、安倍嘘つき権力私物化立憲主義破壊無責任独裁政権の安倍首相が「ヤル気」がないからだと思います。

 IPS細胞の山中教授が、安倍氏とこのことで話合いをしました。山中先生は、大学等を活用すれが10万件程度できると見通しを言ったのですが、安倍氏は「調整する」と言ったものの、何か気のない返事のようでありました。数日以内に大学に対して指示を出さなければ、「ヤル気」なさの10乗とも言えるでしょう。

 このお方に、コロナ対策を任せるというのは、背筋が寒くなりますです。

 

 2月18日の朝日新聞です。

 PCR検査について、「37.5℃の熱4日で相談を」とあります。

 

 6日の朝日新聞です。

 見直すということで、「37.5℃以上」削除も検討とあります。

 

 加藤厚労大臣は、「(発熱が)4日続くことがあればむしろ”必ず行ってください”という意味で作った」と宣うておられます。ここまでよく嘘が言えるものだと、怒りよりむしろ感心いたしますが、安倍嘘ウィルスが感染するのでありますなぁ!今後「下等大臣」とお呼びいたしましょう。

 

 今や、御用学者の集団であることが明確になった専門家会議でありますが、その有志は、

 明確に「4日間はうちで治そう」と言っていました。

 尾身副座長は、本音を漏らしています。(この方も御用学者でありますが、正直ではあります。)



 釜萢 敏日本医師会の常任理事(専門家会議の委員でもあります)は、言い訳をしていますが、私ゃ日本語として理解できません。ただ、お気の毒とも思えるんですね。この方には、行政上の決定権がありませんので、政府の担当者が説明をすべきことなんです。担当者は、専門家委員に責任を擦り付けて、責任から逃げているのであります。無責任安倍ウィルスも蔓延しているのでありますなぁ!



 私は、そもそも、「37.5℃以上の発熱が4日以上」という基準は、「〇〇か▽▽が作ったものとしか思えません」と言ってきました。
 下等大臣のもとでは、むべなるかな!であります。

 

   ↓

 

新型肺炎 国が受診目安

2020年2月19日(水)

 新型肺炎が拡がりつつある状況を受け、国は医療機関の受診の目安を発表しました。

 

 18日の朝日新聞です。

 これが目安であります。

 

 はっきり、率直に言って、〇〇か▽▽が作ったものとしか思えません。

 

 一例として、37.5℃以上の発熱が4日続いたらセンターへ相談をと言っております。

 劇的に端的に疑問を示しますが、2日目に40℃の発熱が発生してもまだ、相談の段ではないとおっしゃるのですか?再度言いますが、〇〇か▽▽が作ったものとしか思えません。

 

 私事で恐縮ですが、2012年にインフルエンザに罹りました。(65歳)その時の経緯は次のとおりでありました。

①12月25日未明、生まれて初めて経験する激しいしゃっくり

②同25日午前新幹線で東京へ。車内で咳が出だす。

③次男宅14:30頃到着。熱を測ると37℃台半ば

④26日昼頃38度台半ばに

⑤同26日15時頃39.5℃(max)

⑥独立行政法人国立国際医療研究センターの夜間救急を受診したのが、20時頃。(38度9分)

 

 この私の事例を今回の「目安」なるものに当てはめますと、私ゃ、今頃天国か地獄へ行っておるかもわかりませんです。(笑)

 勿論、私奴は、政府の言っていることを全て信じるなんて馬鹿か阿保な人間ではないと自負しておりますので、自らの判断で相談いたしますし、場合によっては受診いたします。

 

 ところがですよ、あれだけ真っ黒に近い灰色の疑惑まみれの安倍嘘つき権力私物化立憲主義破壊独裁政権の安倍首相の岩盤支持者のお方などは、〇〇正直にこの政府の「目安」を守るのでありましょうなぁ。(嗤)

 

 これですが、笑って馬鹿にしているだけではいけないと思い始めました。安倍氏は、憲法に緊急事態条項を設けることを検討すべきだなどと宣うておられが、このような〇〇か▽▽の作った「目安」が法律として発令されるような事態になりかねませんです。

 

 いやー、私のように、緊急事態が起ころうが何があろうが自らの判断で受診行動を起こす人間であれば、命も救われることになると思うのですが・・、

 安倍岩盤支持者のご面々は、「緊急事態」を頑なに信じて守ろうとするでしょうから、重症化→場合によっては「死」という悲劇になりかねないのであります、と予想しますです。

 「悲劇」は岩盤支持者だけではありません。安倍氏にとって支持者が減少する訳でありますので、政権基盤が揺らぐという皮肉なことになるのであります。(ハハハッ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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公共の企業化

2020-05-08 07:19:20 | 新型コロナウィルス

公共の企業化

2020年5月8日(金)

 経済評論家の内橋克人さんが、7日の赤旗で「公共の企業化」について述べています。全文引用させていただきます。

 

 歴代自民党政権の新自由主義にもとづく市場原理至上主義を告発しつづけてきた内橋克人さん(経済評論家)に、新型コロナウィルスの感染拡大が投げかけた社会のあり方について聞きました。(聞き手 伊藤紀夫)

 

 新型コロナの感染拡大は、現在の社会的矛盾を浮き彫りにし、次の社会はどうあるべきかを問いかけています。

「激減した保健所」

 新型コロナ問題は、自民党政権が長き にわたって「改革」の名ですすめてきた「公共の企業化」に強烈な警鐘を鳴らす災禍そのものです。

 たとえば 「保健所」は、1990年代には850カ所以上あったものが、いまは472カ所(2019年)に激減しています。今回のコロナ災禍でも、感染対策の水際を担っている保健所が苦境に立たされ、PCR検査さえ思うままに進まない原因の一つになっています。

 市場原理至上主義にもとづく「公共の企業化」によ って、公共のインフラが利益追求の対象になり、競争原理のもとに組み敷かれてきた結果です。小泉純 一郎首相が推進した「構造改革」こそ、その象徴です。安倍晋三内閣は小泉路線を踏襲し、医療・社会保障の枠組みを無残なまでに萎縮 させてしまいました。

 この「公共の企業化」を見直し、ストップをかけなければなりません。ドイツで新型コロナ感染者の死亡率が低いのは、「公共の企業化」に歯止めをかけ、医療体制をそれなりに守ってき たからだと思います。一方、 新自由主義にもとづく公的投資の削減で医療体制を極限まで圧縮してきたイタリアやスペインでは、多数の感染者、死者をだし、医療崩壊を引き起こしました。

「惨事便乗許さぬ」

 ここで注意すべきは、安倍政権が日本経済の悪化をすべてコロナ禍のせいに 収斂させて、国民を欺こうとしていることです。 安倍政権はコロナ禍の直前まで、「月例経済報告」で 「景気は緩やかに回復している」とウソを吐きつづけてきました。しかし、日本銀行が国債を引き受け、マイナス金利で資金をジャブジ ャブにする極端な金融緩和にひた走る「アベノミク ス」(安倍政権の経済政策)は、消費税10%への増税を強行する以前から、すでに破綻し、深刻な危機的状況に陥っていたのです。

 そこへ新型ウィルスの感染拡大が追い打ちをかけた― これが事の真相です。

 まさに「惨事便乗型資本主義」(ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』 そのものではないでしょうか。新型 コロナ問題に便乗して、自らの責任を他にスリ替える安倍政権の ″国民だまし″の手法を鋭く見抜くことが大切です。

 新型コロナ後の次の社会像は何か―。何よりも利益追求第一の「生産条件優位」社会から「生存条件優位」社会への社会転換です。

 私が力を込めて主張してきた「FEC(食 料、エネルギー、ケア)自給圏」を本当の意味で社会の基礎にすえることです。

 新型コロナ問題で世界経済が悪化し、今後、各国の食料の輸出規制が強まれば、食料自給率が37%と低く、食料やエネルギーをアメリカなど海外に全面依存する日本経済は、窮地に立たされるでしょう。危機は迫っています。何よりもケア (医療・介護・社会保障)を疎かにしてきた 社会は、コロナ危機に対応できない。日々、私たちの目の前で実証されているところです。

 コロナ禍を通して、「公共」まで企業化する市場原理至上主義の破たんが、誰の目にも見えやすくなるなか、これに代わる「次の社会への選択」がいまこそ私たちに迫られているのだと思います。

 

 私は、本は読まない方ですが、例外的に内橋さんの本は、数冊読みました。感銘を受けたので「数冊」になったのです。

 以下、以前にアップした書評です。

 

 

 

共生経済が始まる 内橋克人著

2018年1月24日(水)

 私は本をほとんど読まない方です。ただ、内橋克人氏の本は6、7冊読みました。現在社会にたいする鋭い視点があります。

 私には少々難しくて、読んでいる時点では理解したつもりでも、記憶に残りません。

 

 この本は、資本主義の根本問題をテーマにしたものではありません。新自由主義とか格差社会について、メスを入れています。

 2009年出版ですので、リーマンショック後に発行されたものです。現在に共通する点が多くあります。①トリクルダウン、②資産の分配が労働者より資本に傾斜していること、③格差社会が拡大していること。いいえれば、この当時の教訓が現在に生かされていないというか、資本の横暴が続いているということが伺えます。

 

 面白い表現を見つけました。「不均衡国家」です。

 

 最初の一行です。

 

 この「不均衡」という言葉が記憶に残っていたのかも知れません。楽友に「均衡経済」を主張したことがあります。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/f1a97c0afc194352b827bbb574e0826a

 

 

 

荒野渺茫

2015年10月1日(木)

 経済学者内橋克人氏の著作です。自伝的小説で、少年時代の神戸空襲の体験から始まり、戦後新聞社に就職したが、マスゴミが権力に絡めとられていく様をみて失望し、退社し自立するまでの過程が語られています。

 私は、大きく二つの点を感じました。

①この国の権力構造って一体どうなっているのだろう?ということです。我がヤベー首相が本質的な意味で我が国の権力を握っているとは、到底考えられません。「子どもを産んで国家に貢献して欲しい。」というアナクロニズム的国家観を披歴したスゲー官房長官でも勿論ありません。私はヌエのような存在だと思っていて、それは資本家分けても死の商人と言われている連中、資本と結びついて吸血鬼のように利権を吸い上げる一部政治家、政治家に入れ知恵をし姿を見せようとしない一部高級官僚、思想的には、皇国史観を持っている極右翼潮流等々が、時には合体し、時には一部利益の相反によりいがみ合いながらも、対国民からの収奪では一致する、そういう集団だと感じています。ヤベー首相は、所詮彼らの捨て駒です。

 内橋氏は、次のように告発しています。

 「恐怖の政治を手にアジア開放論を唱えて人びとを戦争に狩り立て、しかし、戦後はいち早く地にもぐって再びの時をじっと待つ。そのような勢力が存在していることに疑いはなかった。彼らはこれからも人びとのすぐ隣に息を吹き返すことだろう。政治家、高級官僚はじめ上層の者たち、流れを仕組むエリートら、その二代目、三代目たち。彼らこの国を支配したものそして戦後も支配するもの・・・。」

 

②もう一つは、戦争体験は骨肉化しているということです。新聞の読者の投稿欄を読んで、戦争体験をしている人達が一様に言うのは、「良い戦争も悪い戦争もない」ということです。これは論理的に言えば間違っています。他国から侵略されればそれに対して戦うのは正義の戦争です。しかし、戦争の結果がもたらすものは、いずれにしても悲惨な犠牲を伴うということです。だから、戦争体験者はそう言わずにいられないのでしょう。私はそこからくみ取ることは、戦争にならないようあらゆる手立てをしなければならないということだと思います。今のヤベー首相には、そのことが決定的に欠けています。

 内橋氏自身である祐介は、戦争中の悲惨な体験は勿論のこと戦後も戦争に係わった人々を訪ね、戦争体験を反芻します。戦争体験は内橋氏の骨肉になっているのだと思います。

 内橋氏ですが、1932年生まれですので82歳と高齢です。三部作の二部まで完成していますが、三部作の完成が待たれます。

 最近ですが、次のように指摘しています。

 「安保法制を廃止する国民連合政府を成功させられるかどうか。議会制民主主義の形骸化に野党がどこまで危機感を共有できるかにかかっています。昨年の総選挙における沖縄の選挙協力は、米軍基地問題での強い危機感で生まれました。この経験をいま生かせなければ、野党は小党が乱立する永久野党になってしまいます。」

 

 

 夕方、散歩と途中買物、ATMでスーパーに立ち寄りました。

 ディスタンスは皆さんしていました。ただ、距離は1.5mもなかったです。レジ時間がこれまでの3倍程度かかりました。不思議です。

 出入口のアルコールが切れていました。

 

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