黒川検事長 辞職

黒川検事長　辞職

2020年5月22日（金）

　黒川検事長が辞職すると報道されました。

　22日の朝日新聞です。

 

　黒川氏がコメントを出しました。「緊急事態宣言下における私の行動は、緊張感に欠け、軽率にすぎるものであり、猛省しています」ということですが、「賭けマージャン」をしたことに関する言及がありません。言い換えますと、ここが黒川氏の痛い急所ということでしょう。

 

　政府は、黒川氏に対して、「訓告」なる「処分」を行いました。

　余談でありますが、「処分」という表現は適切ではありません。懲戒処分は行政処分でありますが、訓告は行政処分ではありません。なにやら「処分」というと重い響きがありますが、全然違うのであります。

　賭博をしていた職員、しかも検察のナンバー2に対する「処分」としては軽すぎます。やはり、「賭博」に触れられることが急所なのであります。

　高額退職金満額支給ということもあって、これらは、国民の猛反発を買い、また、ツイッター攻撃にさらされることになると思います。

 

　黒川人事は検察庁が持ってきただとか、森法務大臣が責任を取って進退伺いを出しただの、安倍首相の責任ではないかのような、茶番劇がやたらと繰り広げられています。

　余談でありますが、権力の番頭の田崎何某が、それに輪をかけたように吹聴するのでありますが、ヤメ検弁護士の若狭弁護士に一蹴されています。

 

　桜を見る会に関して、安倍氏は、大訴訟団に告発されました。

　いよいよ、安倍氏の「急所」に司法の裁きが迫ってきたということであります。

 

 

 

 

 

 

ペーパー役人

ペーパー役人

2020年5月22日（金）

　一律10万円の特別給付金のオンライン申請で、大混乱が生じています。国のペーパー役人が考えたことが原因であります。

　「ペーパー役人」とは、（「ペーパードライバー」を連想してください）実態をよく知らないということであります。

 

①世帯主以外からの申請や誤入力等、申請内容に不備が多い。

②住民票等との照合作業が全て職員による手作業になる。

 

　このようなことから、一部自治体では、オンライン申請の一時停止を決めました。郵送申請の方がスムーズな給付につながることが見込まれるということです。

 

　オンライン申請の方がスピードが早いと喧伝した、国のペーパー役人の見通しが甘かったと言わざるを得ません。

　ところが、国のペーパー役人は、問題の所在を申請者に押し付けるのであります。あるいは、自治体の体制に転嫁するのであります。これが、「ペーパー役人」の真骨頂であります。→今後も続くでありましょう。

 

 

　これが、郵送申請の様式です。

　問題は、「給付対象者の確認」です。不必要な人に「×」を付けるとなっています。これ、誤記入が出ますです。「レ」を付ける人がいるのじゃなかろうかと思うんですよね。

　結論からいうと、次のようにすべきでした。

 

　「必要」、「不要」とあらかじめ記載しておいて、該当に「〇」をするようにするのです。そして、「〇」がない場合は、「必要」とみなすということです。

 

　「レ」を付けている場合、職員は、要るのか不要なのか判断できませんので、いちいち問い合わせることになります。これって、時間がかかるんですよね。

　担当している職員は、実際の審査になって様式の不備を悟り、後悔するのであります。しかし、後の祭りなのであります。

　こんなことは、経験した者でないと分かりません。国のペーパー役人では無理なのであります。

 

　広島市でありますが、オンライン申請が5月13日（水）からで支給開始が25日（月）の予定、郵送申請が5月29日（金）からで支給開始が6月12日（金）の予定。

　国が方針を示したのは、3月下旬でした。なのに、何故こんなに時間がかかるのだろう？と思うんですよね。

　一番問題で時間がかかると思われるのは、電算システム化だと思うのですが、コンピュータ会社に外部委託しますので、民間は優秀ですから、まぁ、2週間もあればすると思うんですよね。

　あと、書類の発注だとか印刷は、あらかじめ準備をしておけば、1週間もかからないと思うんですよね。

　まぁ、多めにみても1か月で準備ができると思いますです。

 

　地方も、ペーパー役人化しておりますです。

 

 

　外出しました。

①広島県へ行き、公文書請求をしていた書類を受取りました。100枚、1000円也。

②弁護士相談へ行きました。約15分1m程度の接触でした。