玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

本屋の風景

2022-08-19 11:05:33 | やぶにらみ

ジャーナリストの青木理の「政治記者じゃないけれど…」という枕詞が些か鼻についてきた。

まさに朝日の政治記者だった鮫島浩は、今回の岸田改造内閣の主眼は、安倍派が混乱して菅系統の非主流と結託して政権を揺さぶるのを恐れたと言う。そのため観測気球として「菅副総理」説まで業と流したと言う。

内閣改造は、安倍派の主だった五人の有力者を閣僚や重要ポストに就けて反乱を収め、菅元総理を排除することに成功した、とのことだ。これが改造の大きな主眼だとも言った。

彼は「統一教会隠し」とは言わなかった。確かに隠せないほど党内に浸潤していた。癌ならもう第四期かもしれない。

これらを、ネットの「鮫島タイムス」聞いた翌日にブック・オフに行ったら、110円の格安棚に菅義偉『政治家の覚悟』が真新しい儘に4冊も並んでいたのには驚いた。

今まで、必ず安倍晋三の『美しい国へ』は2~3冊あったが、これが逆に一冊もなかった。

単行本の棚に行けば、2年前に小池百合子を書いた『女帝』を1000円で買ったのだが、今や220円の格安本となっている。

こんなところにも、政治家の人気の度合いは明確に現れるものだと感心した。

昨日は、新刊本を買いに駅前の本屋に行った。

どうせ無いだろうと、注文する積りだったが、店員さんがパソコンで調べてから陳列棚の下の引き出しから持ってきた。店は売れそうな本を予想して陳列しているのだと分かった。

とすれば、雑誌の並べ方はこんな感じで、一応売れ筋の本が置いてあるんだ。でも、これらは翌月にはブック・オフに並んでいるのだが。

巨星が落ち、月刊雑誌の売れ筋が変わるのかな、…。

コメント
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