玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

愛嬌のある辞書

2022-08-03 14:12:51 | 

いまごろ辞書を買ってどうするの?明日は草露になっているかもしれないのに?との思いが掠めた。

でも、10年ぐらい生きるかもしれない。でも惚けたら必要ないだろう?たしかに、・・・。

そう思ったが、粋狂と勢いで買ってしまった。

でも、ネットで調べたら、近代国語辞典の中で一番古い辞書であるそうだ。

引いても出てこない場合がよくある。広辞苑と違う場合もある。

今のところ、「うつつ」を広辞苑は「現」と書き、「目が覚めている状態、正気なさま、…」とあるが、『言海』様は「顯」と書き、「世ニ現在シテアルコト、…」とある。

何とまだるい書き方だこと。此の「まだるし」は、「手間取リテ遅シ」とある。

まあ、時間が余った年寄りの為の辞書で、偶に愛嬌がありそうだ。

厚さは5センチ強、文庫版です。

コメント
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