玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

もしもの仮の話

2022-08-26 13:38:12 | 或る話

もし仮に、ある國の最高権力者がその国の憲法解釈をする役目を背負った内閣法制局長を自分の言うことを聞く人物に代えて、憲法の解釈を変えさせる。憲法改正をしたようなモノだ。

もし仮に、その権力者が日銀総裁を自分言うことを聞く総裁に代えて、国債を発行し続けて国内に円をばら撒いていく。しかし、国内で投資の需要はないので、日銀の当座預金に使われない円が積み上って行く。円はどんどん安くなる。

もし仮に、閣議決定をすれば、何でもできたとする。もう国を縛る法を作る国会がいらなくなる。ただ閣議決定により、その下部の行政機関は決定通りに実行するから。

こういう状況を「独裁化」と言うのかもしれないし、いや単に「王制」と言うのかもしれない。

古来より「王」は暦を定める。そう言えば「令和」と言う暦を作った。「通貨」も定める。確か「福沢諭吉」から誰かに変えることを早くも決めた。まさに現代の「王」を気取っていたのか?

「王」になる為には、まず、ある党の総裁に成らなければならない。そこでは党員の選挙がある。「ある団体」が大量に動員して党員になって、そのヒトに投票をしたとする。そして、そのヒトがめでたく総裁に当選したとする。

そして、その党が政権党となる為に「ある団体」が無料ボランティアを派遣して全面的なバックアップの選挙の下に、これもめでたく政権を勝ち取って、とうとう、そのヒトはこの國の最高権力者に成られたとする。

そして、斯く云う「王のようなモノ」に成られたとしたら、・・・。

この國の民たちは、何と薄惚けた、腑抜けた、虚け者だということにならないだろうか。

個人の家の社。湘南地方の奥で見つけた。

 

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