玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

張り子の忠犬

2022-09-20 11:17:18 | 政治

全く決められない権力者の姿が哀れだ。安倍氏が居たから、100人規模の安倍派があったから、麻生派、茂木派、宏池会の三派が約150人規模で対抗してきた。

安倍が消えたら、今度は、この三派が相互に竦み合いになっているような感じだ。

張り子の虎ならぬ、単に党への忠犬だが、主人を失った犬の哀しさが岸田の顔に出ている。

元からピントの外れた麻生に怒鳴られ、岸田は国葬らしき国葬儀に踏み切ったが、彼らは国民の多数がアベを好んでいないことに気づかなかった。単に自民党というコップの中の嵐しか見ていなかった。

国民はほとんどが「物忘れ症」だと従来から信じてきた底意地が悪い茂木は、適当に調査ならぬ点検をしてお茶を濁し、記者たちを恫喝して黙らせ、統一教会≒自民党問題を法被りしようと思った。これに関して、なぜだか国民が定石どおりに「忘れ病」にならなかった。

性悪な茂木も聊か手を焼いているようだ。彼も自民党の長い風習の中の党内常識を信じているだけの怠け者だ。

あの花火のような銃声で、この世の中がいっぺんに変わってしまったのではないか。

それはあくまでもきっかけに過ぎなかったが、早晩アベノミクスの失敗でこの国の経済が引っ繰り返るのに、アベ後ただ漫然と菅、岸田は手を付けず、黒田に責任を擦り付けた。

アベノフタが取れたら、オリンピックから周回遅れの金の亡者の妖怪どもが暗闇の中からゾロゾロと出てきた。

此処でも理由が分かった。「だからコロナでも、オリンピックを中止にしなかったのだ」ということが。

第二次安倍政権以来、この国の心棒が曲がったのを感じたが、それがカルト教団と政権党との結託だった、とは国民も心底驚いているのだ。

その国民の驚き=怒りの噴出に、永年与党でダラケタ為政者たちが気付かなければ、やがて党の存亡に関わるほどのダメージを受けるだろう。

台湾葛(9~10月 沖縄や台湾、インドシナ~本土に広く分布)

爆発的な繁殖力で、川辺は侵略されています。

 

コメント
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