近頃オリンピックの汚い話が世上を賑わしている。統一教会の話では、悲惨な信者の献金の実態が、これも世上を賑わしている。
言葉を正確に云えば、世上で騒ぐというより、よくテレビで放送されているというべきである。
此のメディアの変身はいつかまた従来の仮面のような沈黙と無視の時代に逆戻りするのか、疑いながらその動きを確認している。そのためテレビを見る機会が多くなった。
普通の正義感による事件の取り扱いがこのまま続いて欲しいと思うが、今までを振り返ると、メディアを心底から信頼している訳ではない。
特に統一教会と政党の関係については、NHKが及び腰なのも気にかかる。最近新聞を読んでいないので、よく解らないが、ネットでは朝日新聞が後ろ向きの報道をしているというのも話題になっている。
どちらにせよ、安倍氏狙撃事件以来の何らかの理由による変化であるのだろう。
ネットでは、蓋が開いて、警察が動き出し、マスコミも動き出した、という話題に尽きない。
この変化が継続し、特にオリンピック関係の贈収賄事件については、捜査の行き先が政治の方まで伸びることを希望している。
もしそうなれば、人々に全うで誠実な生活への働き方が見直されていくのではないか。そうなればコロナ禍でも、少しは社会が明るくなってくる。
なんか一寸疲れた街の通り、…。