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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「謙譲」

2012年11月06日 | 季節の移ろい・出来事

        
                 石蕗の花・・・『 謙譲 』の花ことばが

喪中はがき第1号が届いた。早くもそんな季節になったのか。
そういえば、勝手口を出たところにある石蕗が、今年も見事な花をつけた。
寒さに向かってけなげに咲いている。花言葉は「謙譲」「困難に傷つけられない」とある。

第1号の喪中はがきと前後して、注文しておいた年賀はがきが届けられた。200枚。
郵便配達員さんのセールスに乗っかった。つまり彼の営業成績の片棒を担いだわけだ。
この配達員さんとはなんかしらウマが合う。彼の飾りっけのない謙虚な人柄に惹かれたのか、積極的な仕事ぶりに魅せられたのか、よう分らんがしょっちゅう顔を合わせる。

こっちが葉書や手紙をしたためて、投函しに行かなければ、と思っているところへ配達にやってきて、何度かハチ合わせした。
「これ、持って帰ってもらってもいい?」恐る恐る覗ってみる。「いいですよっ!いつも有難うございます!!」。気持ちよく郵便物を持って帰ってくれた。
こちらは投函の手間が省けて大助かり。彼のこんな仕事ぶり、はっきりした応答の一言で彼から年賀状を買うことにしたという次第。

商売やセールスなんて所詮こんなもんだ。出会い頭の阿吽の呼吸は大事である。
こちらの手間が省けるのと、彼を喜ばせるのと、ちょうど利害は一致した。
後に残ったのは、郵便物を投函するウオーキングを辞めてしまったこと。年賀はがきを買いに行くお出かけさえも辞めてしまったことの後ろめたさか。
こりゃいけんと少し反省。思い直して明日は海の公園でも歩くことにしよう。

それにしても、郵便業務は親方日の丸ではなくなった。
配達員さんも立派な営業マンの一人なのだという意識を忘れず、謙虚に仕事する姿を見せてくれるのは清々しい。

石蕗の花が見せる輝くような金色の向こうにある花ことばは「謙譲」である。
郵便事業のお客面を引っ込めて、郵便物投函ウオークに精出そう・・・かな。

コメント (8)
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