名残の紅葉。観光客はひっきりなし。 11.18 14:30
最後の力を振り絞って、燃える黄色を。 黄落を狙ったが、光線の加減でイマイチ
落ち葉を踏みしめ、こんなロマンティックな散歩道も待っている、紅葉谷公園
“ 世の中は三日見ぬ間の桜かな ”
それほどに桜の見ごろは短いし、この桜のように世の中は目まぐるしく移り変わりが早いことを言ったものである。そこへ行くと、秋の紅葉は愛でる期間も長く、ゆったり落ち着いて観賞出来るのがいい。そのせいか、観光客は引きも切らず、まさにゾロゾロゾロという表現がピッタシ。
その割には、幾つかある広場で何かイベントでもやればいいのに・・・。全く何の催しもなされていない。しもうた!裏千家のお師匠さんに頼んで、お茶席でも設けてもらったら観光客に喜ばれたものを、と思うが後の祭り。こんな人出がある日曜日に、全く何にもしない、お茶席の一つもないなどとは思いもしないことだった。
これが、観光都市を名乗り、錦帯橋を世界遺産に推挙しようとする市の観光行政の姿である。観光協会や、観光振興課を名乗る人の顔が見たくなってくる。
などと、怒っていてはせっかくの名残の紅葉が、益々色褪せて見える。
ちなみに今年の紅葉谷紅葉見物は3回目となった。
昨日の雨に打たれ、風にゆすられ、赤や黄色の絨毯はそのピークを迎えている。
中でも、黄色く燃え上がっている感じさえする大銀杏が、今を盛りと手招きしている。
岩国で見る黄落を・・・と期待してカメラに納めたら、初冬の割には強い陽射しに邪魔されて、いい塩梅に撮れなかった。早い話が腕の問題である。
それでも、赤や黄色の落ち葉を踏みしめながら、静かに散策できるこんな自然を持つ岩国へ、一度はお越し願いたい人の一人や二人や三人はいるような、いないような・・・。
その足でお城山にウオーキング。
ひんやりとした、少し湿りッ気のある空気が美味しいし、実に心地いい。
初冬の陽射しに写し出される錦帯橋。その向こうに広がる街並み。さらに瀬戸内海の眺望は、地元の人間が何度見ても飽きない景色。やはり一度は見せたいお方が・・・。
いよいよ紅葉も終わり近くなった。ということは、我々の大仕事が近くなったということ。
12月2日、岩国検定試験実施に向けて一直線。さらば紅葉。これから気持ちを高揚!!