「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「師走、ついたち」

2013年12月01日 | 季節の移ろい・出来事

早くも師走ついたち。暦も残すところ1枚になった。12月のカレンダーにこんなことが記されていた。
  『 利害のために生き方を変えていると 利害によって行き詰まる 』 と。

たった一日の違いなのに、12月と11月とでは、気持ちのざわめきがかなり異なるようだ。
年賀状や、お歳暮の心配など、日ごろにはない時間に制約される作業が多いからだろうか。

今となってみると、やはり今年も何かしらやり残したことがあるような不安に襲われる。
残り1ヶ月あるのだから、その分を取り戻せばいいじゃないか・・・と思うのだが、それがなかなかね~。
つまり、当初はこれにも挑戦、あれも手掛けてみたい・・・などと思ったこともいくつかある。
それらが全て思い通りに運んだとは当然思えないところに、何かしら不安や物足りなさを感じてしまう。

努力をすれば、向こう1ヶ月でなにがしかのカバーできる部分もある。
しかし、完全に時間制限があって、それを逃したために既に手遅れという事柄もいくつかある。
まあ今に始まったことではなく、毎年同じことを繰り返してきたということか。性懲りもなく・・・。

昨日は、息子のところに行った帰り路、広島のマツダスタジアムすぐ近くに出来た大型スーパーに行ってみた。
だだっ広い店内には、輸入品、国産品、ありとあらゆる商品が、パレット単位でごっそり積み上げられている。
お目当てのコーヒー豆をゲットして、精肉コーナーにまわってみた。あるはあるは、大きな肉塊が冷凍でカチンカチンになったものや、普通の肉が大量に並べてある。
それは、グラムなどという単位ではなくキログラムの世界である。一抱えもある大きさが、飛ぶように買い物カートに載せられていく。こればかりは我が家の冷凍室と相談ということで手を出さずに帰った。
ニワトリの丸焼きなども、一鶏舎丸ごと持ってきたのかと思わせる量がひしめいている。

特に精肉は、「これを300g、あれを500g・・・」と、メジャーに乗せてもらって買っていた対面販売が懐かしくなるほどの、味も素っ気もなく、人と人との会話など不要な世界に飛び込んだ感じ。
確かに割安感はあった。そりゃそうだろう、あれだけの商品量の割には、レジの周辺以外、販売員の姿はきわめて少ない。
そうか、これが外国資本の商売の形式か。それでも安さには勝てないんよね~。

なんだかんだ言いながら、年末までにはもう一回くらい、大量の買い出しに出向くのかな。時間とガソリン代を使い、ややこしい都会の道路を恐る恐る運転しながら。
いや、地産地消ではなく、同じような外国産輸入品に手を出すのなら、やはり地元を選ぶほうが賢いのかな。
そんなことを思わせる12月ついたち。どんより暗い重い空のスタートとなった。

コメント (6)
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