「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「小学校最後の運動会」

2014年05月25日 | 家族・孫話

 
    開会前、原稿のチェックを済ませて                  いよいよ開会式の進行を

小学校入学を前にして「東京タワーが見たい・・・」としつこくねだった、孫次男坊のカー君。
あまりのしつこさに負けて、ついに重い腰を上げて東京見物・ディズニーランドに連れて行ってから早くも6年が。
今日は小学校最後の運動会ということで、早くから、どんな要件が入ろうともすべてをキャンセルしてこの日を待った。

真夏を思わせるような暑い日差しの中。『手かげんなし あせとなみだの 赤と白』というスローガンのもと、小学校運動場いっぱいに繰り広げられる、幼くも楽しい運動会を、最初っから最後まで完璧に見届けた。

カメラを構えて運動場を駆け巡るときは、カー君の姿を見失わないように追いかけるのが精一杯で、感傷などに浸っている暇はなかった。が、今こうして、カメラに収まった84枚の写真を整理したり、彼なりに頑張った放送係の大役をこなしたことを想うとき、改めて大きな拍手とねぎらいの言葉を投げかけてやりたい。そして、確実に成長した姿にちょっとだけセンチな感情が頭をもたげる。

放送係に立候補していたことは聞いていた。どの程度のことができるのか、高をくくっていた部分もある。
「マイクはほぼ直角に。口に近づけすぎると声が割れる。自分ではゆっくり過ぎると思うくらいのしゃべりが最も聞き取りやすい。原稿は目の高さに上げて読め、下を向くと声も下向きになる・・・ ・・・」などと、自らの経験をもとに少しのアドバイス?もしてはきた。
本人は「大きなお世話、学校の先生がちゃんと教えてくれる」と、耳障りなジジの声になったのかもしれない。

  
    「相棒」のレースを、左側カー君      悠雅君は玉入れに出場        兄ちゃんも玉入れに応援出場

開会式に向けた全生徒入場行進から、会場に流れる第一声を発する大役。校旗・国旗掲揚の案内などオープニングセレモニーすべての進行アナウンス。どうかすると逃げ出したくなる緊張感を伴うはずだが・・・。
指導の先生が「よーく練習してくれまして、立派にできること間違いありません」などと、開会前に言われる言葉を信じて、不安を打ち消してその時を待つ。
結果オーライ!遠くから近くから、マイクに向かう彼の写真を何枚撮ったろうか。

放送係の合間には出番もまわってくる。あまり遅くはない足なのに、徒競走は出遅れて3着。まあいいか。
そして閉会式。整理体操では壇上で「ラジオ体操第1」の先導役。
あのひ弱なカー君が壇上で?ラジオ体操の先導役? 一時は耳を疑ったがそれも杞憂に終わった。

 
        徒競走は惜しくも3着                    整理体操では、壇上で堂々のカー君

自らが年を取るのは忘れがちだが、子どもは月日とともに確かに成長している。良い一日を過ごさせてもらった。
また孫話を手放しの喜びようで書きやがって・・・とご批判の声も聞こえそうであるが、ここはひとつ、いとしいカー君の小学校最後の運動会の顛末ということで、ご勘弁頂けると有難し。

コメント (6)
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