「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「締切前夜」

2015年03月24日 | おせっかい

                 
                  返信はがきのファイル。欠席の方が分厚くて…  

桜咲く時季を狙って計画した「中学校同期会2015」。返信はがき締切がいよいよ明日に迫った。
昭和32年3月15日というから、1957年つまり今から丸58年前に卒業式を迎えた中学校生活。
その58年間が長かったのか短かったのか、人それぞれに大きな違いがあるのだろう。

早くに故郷を離れた友は、こういった同窓会などを懐かしんでくれるむきがあるようだ。
そこには、ご無沙汰した故郷に対する哀惜の情や、元気なうちに多くの同級生と会ってみたいという回顧の情が働くのだろうか。
一方で、たった1年余りの単身赴任生活以外地元を離れたことのない私をはじめ、地元定着の多くの友は、必ずしも故郷に対してさほど大きな感情を持ってはいないような気がする。何の苦労をしなくても、周りにいる多くの同級生にいつでも会える、という気安さがあるのだろう。同窓会などに対する思いは割と淡白な傾向にあるような。

それと、何といっても中学校卒業から58年。みんな歳を取ったということか。体調不良を訴える人の多いこと多いこと。
中には「元気です、ボランティア活動をしています」と書いて、欠席という人も少なくない。地元にいて元気でボランティア活動などできるのなら同窓会にも出席して、人の話に耳を傾ける傾聴というボランティアもあるよ、といいたくなるところをグッと抑えて・・・。

前置きが長くなったが、早い話、今回の同窓会開催が間違いだったのか、と自問自答したくなるほどの低調ぶりである、ということ。
確かに、出席の常連と当て込んでいた数人が、病気などで欠席止む無しとなったことなど、目算が大きく狂った要因はある。
しかしその要因は我々の手で取り除けるのか。それは無理な話。病を押して出席をなど本末転倒も甚だしい。

それによーく考えてみれば、今回案内状を出した数から行けば、今日までの集計でジャスト3割の出席率である。
ということは、プロ野球の世界で言えば3割バッターは年俸アップの対象となり得る。つまり合格点ということだ。
自らに課した目標が高すぎたことをコロッと忘れていたようだ。

と、気を取り直して、人数の多寡に惑わされず、ひとり一人を歓迎し、目いっぱいの楽しいひと時を過ごせるよう頭を働かせる方が大切なようだ。
ついついグチの一つもこぼしたくなる弱い男の独り言か… ということでお聞き流しを。

コメント (4)
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