「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「花火の季節に間に合った?」

2020年08月21日 | 季節の移ろい・出来事

              
                尺玉の花火を思わせる、季節を外した大輪のアジサイ

連日の夏日、真夏日、猛暑日と言われる暑さに驚いたのか、それとも、季節を外して一輪だけ見事に咲いて人目を引きたい魂胆なのか。
昨日の朝、庭のアジサイ「墨田の花火」が真っ白い、それはそれは素敵な花を咲かせた。ここでは「狂い咲き」などとは言わない。
思わず、というか「してやったり!」というか、兎に角カメラに納めようと、椅子を持ち出し真上から撮ってみた。

これがまた面白いことに、「墨田の花火」まさにその名に恥じない、尺玉と呼ばれるほどの見事な大輪の花火を思わせる咲きっぷりである。
何を間違えたんじゃろう、と正直思う。まあ深くを追求せず、咲いた花の見事さを愛でてやるのがいちばんである。

夜空を見上げて思わず歓声とため息の入り混じる実物の花火を、ただの一度も見なかった夏は、長い生涯の中でも今年くらいなものだろう。
コロナコロナに圧されて、例年の花火大会という花火大会は全て中止に追い込まれた。
それでも、夏には夏の風物詩で盛り上がろうとする、地域における花火大会はあちこちで開かれた。それさえも、人が密集するいわゆる「蜜」を避けるために、あらかじめ宣伝することも、大きく見物客を集めることもないままに終わった。一抹の淋しさを感じてはいた。

そんな家主の思いを受けて発奮したのか、庭のアジサイが一輪だけの大花火を見せてくれた。と思うことにしよう。
ま、ものは考えようだ。溶けそうになるほどの暑さをなんとか耐え、コロナの感染対策は自らに厳しく、一つでも多くのオモロイことを探して元気に過ごしていれば、色んな事が目に入り、ガマンを癒してくれることもあろうというもの。

あしたの暑さにも、第二波真っ最中のコロナにも負けんように、目を見開いて周囲を感じるアンテナは錆びさせないぞ~っと。

コメント
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