「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「三社、初詣」

2023年01月03日 | つれづれ噺

               
                              岩国 椎尾神社                 
 
          吉香神社                          白山比咩(しらやまひめ)神社

正月3ケ日、これほどいいお天気に恵まれたのは何年振りだろう。それほど記憶にも記録にも残るような絶好の初詣日和。しかも、冬休み初めて里帰りする姫孫たちは、夕方の遅い時間にやって来る予定。
こんなチャンスを逃してなるものか、半分だけ正装して背筋を伸ばし、何かとお世話になる氏神様やその近くにある二つの神社をめぐり、三社初詣と洒落こんでみた。要するに気は心だ。神様のご加護を仰ぐとともに、自らの慎重な行動を促すことになる。

三番目にお詣りした白山比咩神社は、正月三日というのに、午前11時でも長蛇の列。無神論者とか、宗教を持たない国民とか、我ら日本人をあざけるような勝手なことを言い立てる人も少なくない中で、改めて神社崇拝の熱心さを見た思いである。そこまで真剣に考えなくとも、新年を迎えた気持ちを新たにする保証の初詣でよ、と単純に捉えるべきなのかもしれないが。

ついでに言うなら、白山比咩神社は、関ヶ原の戦いの後出雲の国富田城から岩国領に移封された初代領主の吉川広家公が、吉川家累代の鎮守と仰ぎ、産土神(うぶすながみ)として敬った。つまり、生まれた土地を領有、守護する神であり安産の神として大切に守られて来た、ということ。そんな由緒を知ってのお詣りかどうかは別として、大きな賑わいであることに驚いたという次第。

行くときは重かった小銭入れが帰りにはほとんど空っぽに近かった。もちろんお札も珍しく気張って賽銭箱に投げ入れた。
兎に角これで、身も心も新たな年の初めを歩みだせる。
手を合わせて願うこといっぱいある。世界を動かして欲しいと打つ柏手の音は大きいが、私如きのお賽銭の額では神様もおいそれと腰を上げてはくださらぬであろうが、みんなが気持ちを一つにして世界平和のお神輿を担げば、神さまもお興しを上げて下さるかも。但し、人間のエゴというやつは神をも畏れなくなったからね~。

コメント
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