山の斜面にようやく緑が戻ってきました。
朝仕事、ハウスの中の発芽した苗に水をくれたり、芋床のビニールを外して山へと出掛けた。
急斜面で「猩々パカマ」を見つけた。
お、有った。
ゼンマイがもう十分に育っているではないか。
そうですよね、滅多に雪も留まらない急斜面なのですから。
気温さえ上がってきたらすぐに伸び出すのですよ。
アクロバチックな恰好でようやく身体を急斜面の上に乗せると、
少し窪みになった土の上に「カタクリ」の花が咲いていた。
「山独活」はまだ枯れたいわゆる「独活の大木」の枯れ木ばかり。
何か所も見て、ようやくこんなに育った「山独活」を一本だけ見つけた。
(つづ)