畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

困った受講生だこと!!

2013-04-01 04:04:01 | 暮らし

 栃尾又温泉の湯治を終え、帰宅して後、慌ただしく午後からの研修会に出席。
雇用創出推進協議会が主催した、うおぬま未来講座「食×農のビジネス研修」でした。


 三回開催した一回目は、地域振興局の研修と日程が重なり欠席、二回目、そして三回目の最終日に参加。
最終日は食品や農業分野のマーケティング会社の代表取締役の肩書きを持つ講師が担当。

 青森県の「雪下ニンジン」を使った加工品を例にとっての講義。
そこではニンジンを使った「ドレッシング」そして「麺つゆ」などを開発し成功していると言う。


 有る程度講義が進んだ後に試食会です。
参加者全員が茹で素麺と、その「ドレッシング」「麺つゆ」が並んだテーブルを囲む。


 先ずは、かけつゆ「麺つゆ」を掛けた素麺を試食。
どんな味かと、緊張して食べると言うのに、拍子抜けするほどの癖の無さ。


 こちらのドレッシングも掛けて試食したけれども好みも有るけれど、
酸味が少しだけ効いた、こちらの方がどうも好評のようでした。


 試食を終えた後、全員が着席しワークショップ方式で話し合い。
講師は、きっと山菜を生かしたドレッシング作りへと、結論を導きたかったのかも知れない。

 でも、ほとんど初めて顔を会わす出席者、メンバーは話題の方向性なんて合う訳も無い。
自己紹介を兼ねたような、バラバラな話しが続出し収集も治まるところも知らずに会話は進行。

 次第に顔を曇らせ、憮然とした表情に変わる講師。
最後のとどめは、どうもスベルべ夫婦が刺してしまったようで帰りの車中は反省の嵐(笑)。

 変に自分たちの思いを、下手上手(へたうま)の雄弁で語り、話の方向を変えてしまった。
自分たちの、思いのたけだけをそれぞれ、訥々と語るスベルべ夫婦だったのでしたから。
結局、講師の思惑とは全く別の座談会のようになってしまった。

 この場を借りて、主宰者と講師には深くお詫び申し上げます。ゴメンナサイ。
って言いながら、加齢が主たる原因の図々しさは、素直さを取り戻す事も至難の業。

 人間の業(ごう)の深さを反省しつつ、新たな魚沼市の挑戦の一助となって活動する所存では有ります。
今度、機会が有ったら、スベルべが座長になって皆の思いのたけをまとめて見たいものです。
それぞれが個性的な人たちの集まりではありましたから、ベクトルさえ定まったら凄いでしょう。
 
コメント
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