古畳の上に籾殻を積み込み、家へと帰ります。
そして、農天市場に下ろして、次は米糠を貰いに行き積んで帰る。
さつま芋の温床「芋床」の材料は揃った。
農天市場の建物に「芋床」の材料を運び込み、さて、それではと思ったけれども、
除雪したばかりの畑の雪はまだ溶け切らず、その前に古い昨年の「芋床」の整理。
すると古畳の間から美味しそうな釣り用語の「キジ」ま、いわゆる「ミミズ」がぞろぞろと。
そこで、暖かな春の気候と考え併せ、古い記憶が一気に甦ったのです。
そうだ!この暖かさだときっと川も笹濁りの釣りに最適な状況じゃないか。と。
家に帰り、古い釣り具を出してチェックしてみる。
一昨年の水害で、高床式住宅の地下に仕舞っていた釣り具も大被害。
大半の釣り具は捨ててしまったけれども、泥に汚れなかったものは残していたのです。
ほら、釣りも凝り性のスベルべは渓流釣りから海釣りまで幅広く楽しんでいたのでした。
これなんて海釣り用の「サビキ仕掛け」、しかもこりゃ大型狙いの仕掛けですよ。
こんなビーズ玉も残っています。
これは、ミサンガを作った残りなどでは決しては有りません。
実は、アジ用の「サビキ仕掛け」を作った時の名残ですよ(笑)。
古い道具を見ていると、次々と昔の思い出が甦ります。
これは渓流釣りの道具を入れ、腰のベルトに着けていたポシェットですよ。
「キジ」などの生き餌を入れる道具も健在。これもベルトに挟んで着けるもの。
オッ、左の釣針は「鯉針」と有りますよ。鯉釣りも凝りに凝ったものでしたね。
左の緑色のケースはハリスと釣り針のセットで二つ残っていました。
さて、肝心の釣り竿。往年の愛竿、七、三の先調子の剛竿も健在です。
ここまでチェックして妻に声を掛ける「少し時間が取れるから遊びに出かけようか?」
「わー、嬉しいー、じゃ、お昼ごはんを早く食べる?」勿論嫌も応も無く計画は成立。
早めの昼食を食べ、逸る気持ちを抑えつつ、マックスに留守番を頼んで出掛けたのでした。