
温室内の電熱シートはポカポカと温かく、マックスは呑気にそのうえで昼寝。
後ろ足を組み、電熱シートの空き箱を枕にしちゃっています。

そんなマックスの姿を横目に、ジャガイモ種イモを仮植えする準備。
これは味が濃くて美味しい、大好きな「とうや」です。

すべてのジャガイモを計量する訳でもないけれど、
一片が40グラム前後になるようにカットするためにハカリは欠かせない。

切り分けた一片一片に必ず芽が必要ですから、
種ジャガイモをぐるぐると回しながら、包丁を入れる場所を探ります。

「とうや」の20キロだけでも結構な量。

さて、これは期待の「十勝こがね」です。
初めて作ってみる品種で、油と相性が良いって話も聞きますけれども。

時折りチェックのためハカリに乗せて見る。
これは80グラムあるから二つ切りですね。

ほら、ぴったり一片が40グラムになっているでしょ。
慣れて来て仕事が流れに乗ると、いちいち計らなくてもほぼ思い通りに切れます。

マックスはむっくりと起き出して、寝ぼけ眼ながら何かを訴える雰囲気。
そう、いつの間にかマックスの散歩タイムになっていたのです。
先一昨日辺りからこの仕事を始めて、一昨日、昨日と仮植え、ジャガイモ切りと進めています。
「とうや」「キタアカリ」「十勝こがね」「ダンシャク」「ノーザンルビー」
「シャドウクイーン」「インカの目覚め」と今年は7種類のジャガイモを作ります。
あ、でも先日保存していた「メイクイーン」を食べたら驚く美味しさだった。
その味に驚き「やっぱりメイクイーンもいるかな」なんて相談する芋夫婦でした。