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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「ウルイ」って山菜?野菜?

2013-04-02 20:36:51 | 

 農天市場の畑の除雪が一部終わり、次に急がなければならないのはさつま芋の温床。
先ずは、知人の畳屋さんに電話を入れ、古畳を譲り受けて次にはその足で同級生の温室へ。


 同級生は、ハウスの向こう端で「ウルイ」の収穫作業中。
声を掛けたスベルべに気付き、鳴らしていたラジオのスイッチを切ってくれた。


 「いいよ、手を休めないで」と忙しい彼に一応気を使う。
でも、そんな事を言いつつどんどんスベルべは話しかけるものだから結局手を休めさせる。


 左手に細長い「ノミ」のような金具を持っていて、それを籾殻の中に差し込んで収穫する。


 少し傷つけて、そして引き抜いている。


 先日伺った時は、朝から始めて夕方近くの四時になったけれどもまだ終わらないとこぼしていた。


 まだまだ売り込み中の「ウルイ」はまだまだ市場価値が上がりそうだと言う。
認知度が向上し、関西、大阪、京都でも引っ張りだこだと言うから愉快な話です。


 小屋の外には、収穫しお役御免になった「フキノトウ」のコンテナが。


 これは、翌年用の「フキノトウ」の苗、すなわち「蕗」の苗ですよ。
こんな風にして、彼の仕事は夏場の百合から冬場の「ウルイ」と休む間もない。

 おっと、彼を訪れたのは「ウルイ」のベッド籾殻をもらいうけに行ったのでした。
ワラと落ち葉は昨年のうちに手に入れています。

 さて、次々とさつま芋の温床「芋床」の材料が揃い、準備は怠りなく進みます。
でも、その次にね、ほら長島さんでは無いけれど「メークドラマ」が待っていましたよ。
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そして今朝は

2013-04-02 20:14:48 | 暮らし

 そして、今朝の散歩は山の農道の除雪状態を偵察に。
三差路の一方にはスノーモービルが三台も放置されていました。
朝食後、これにまたがって山の畑に除雪、又は融雪促進剤の散布に急ぐのでしょう。


 お、我が家の畑方面への農道は除雪されているぞ。
マックス、帰って朝ご飯を食べてまた来て見ようか。
でも、帰りの道すがら知人に聞くと、いや、山までは割って無くて途中から踏切までだよと言う。


 気を取り直し、昨日の夕方採って、農天市場に忘れてきた「フキノトウ」を取りに行く。
採って置いた二つの「フキノトウ」を持ち帰り、スベルべママが作って待っていたみそ汁へ刻み入れる。 


 「うーん、春だ春だ春だー!」白菜と油揚げの味噌汁に散らした春が香ります。


 フライパンには冷えてしまったけれども目玉焼きが。
これと、我が家の朝食定番の納豆と、夕食の残りをおかずにして朝食。
こんな風に静かに幕を開けた春の一日でしたが・・・・・。

 結構ドラマチックな一日が待っていたのでしたよ。
と、言う事でそのドラマチックなお話は明日ね(笑)。
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マックスとボクの「春はあけぼの」

2013-04-02 05:19:28 | 暮らし

 昨日の朝の散歩です。
まだまだ残雪は軽く1メートルを越えているけれど、なんとなく暖かな朝。
まさに「春はあけぼの」です。


 「ようよう白くなりゆく山ぎわ少し明りて」と山を朝日が写しだす。


 舗装道路の端も枯れ草が顔をのぞかせ、いつの間にか数を増やしたスズメ達が餌を探す。


 ほら、雪の断層で天候の変化が分かりますよ。
雪が降り、そして雨になって冷え込み次に凍る。こんな繰り返しが模様となって表れる。


 「ようし、マックス帰ろうか」と声を掛けるが耳の遠くなったマックスは立ち止まって動かない。
もっと、遠くまで行きたいのが、態度と顔で分かります。


 ほら、なんとなく憮然とした顔つきでしょ(笑)。
14年も付き合っていると会話は無くても考え、気持ちは分かるものです。


 気を取り直したかのように家に向かって歩き出す。
マックスは14歳。人に換算したら80歳はとうに越えたと思われます。
でも、ほら、毛並みも、体つきも、歩き姿もまだまだ若いでしょ。って親バカなスベルべです(笑)。
コメント (6)
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