
農天市場の畑の除雪が一部終わり、次に急がなければならないのはさつま芋の温床。
先ずは、知人の畳屋さんに電話を入れ、古畳を譲り受けて次にはその足で同級生の温室へ。

同級生は、ハウスの向こう端で「ウルイ」の収穫作業中。
声を掛けたスベルべに気付き、鳴らしていたラジオのスイッチを切ってくれた。

「いいよ、手を休めないで」と忙しい彼に一応気を使う。
でも、そんな事を言いつつどんどんスベルべは話しかけるものだから結局手を休めさせる。

左手に細長い「ノミ」のような金具を持っていて、それを籾殻の中に差し込んで収穫する。

少し傷つけて、そして引き抜いている。

先日伺った時は、朝から始めて夕方近くの四時になったけれどもまだ終わらないとこぼしていた。

まだまだ売り込み中の「ウルイ」はまだまだ市場価値が上がりそうだと言う。
認知度が向上し、関西、大阪、京都でも引っ張りだこだと言うから愉快な話です。

小屋の外には、収穫しお役御免になった「フキノトウ」のコンテナが。

これは、翌年用の「フキノトウ」の苗、すなわち「蕗」の苗ですよ。
こんな風にして、彼の仕事は夏場の百合から冬場の「ウルイ」と休む間もない。
おっと、彼を訪れたのは「ウルイ」のベッド籾殻をもらいうけに行ったのでした。
ワラと落ち葉は昨年のうちに手に入れています。
さて、次々とさつま芋の温床「芋床」の材料が揃い、準備は怠りなく進みます。
でも、その次にね、ほら長島さんでは無いけれど「メークドラマ」が待っていましたよ。