
今朝は夫婦ともに三時に目覚めマックスを見に行った。
カーテン越しの蛍光灯の光の下、それでもマックスは眠っていた。

マックスには申し訳ないけれど、四六時中見守ってばかりいる訳にも行かない。
もう、畑ではジャガイモの苗が育ち、植え付けも待ったなしの状態で、マックスも山の畑に同行。

宮沢賢治の『永訣の朝』でも無いけれど、「あめゆじゅとてちてけんじゃ」状態。
スベルべママが遠くの杉木立の日陰に残った残雪を持ち帰った。

おりしも日は昇り、日差しも強くなったので空き箱で日陰を作りそして軽トラの日陰に移動させる。
でも、さすがにスベルべが名付けたところの「畑犬マックス」で土に触ると安心するようです。

土に腹ばいになり土の感触に安心している様子。
やはり、スベルべトーちゃんと同じで根っからの土の中から生まれた人生、いやワン生なのか。

日が昇り過ぎて、マックスには苦しい条件になりスベルべママと手伝いのお友達を残して一旦帰宅。
車庫に広げた毛布と、夏布団に寝てすやすやと寝息を漏らし始めた。
今日は上の娘がパートを終えて駆け付け、下の娘は勤務を終えて夕方遅く駆け付けた。
スベルべが昨夜、事情を簡単にメールしていたからです。
上の娘の帰り際にマックスは散歩を催促し、妻と娘とで少し村の中まで歩いてきました。
人生の半分近くをマックスと共にした娘達も心配でたまらないようです。
いえ、人生の荒波、厳しい自然災害と共にしてきたスベルべ夫婦とて気持ちは同じです。