畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

昨日は「すずきち」の仕入れ日

2014-11-27 05:50:59 | 野菜

 暗号表のようなメモ書き。
昨日仕入れにお出でになった「越後の台所 すずきち」さんとの取引メモです。



 昨日も二つの取引が有り、夫婦で夜の明けるのを待ってマックスを伴い山の畑へ。
雨模様のため、空気は何時もよりも暖かく、指先が凍える事も無く収穫を終えた。

 日が短くなったため、9時来宅の希望時刻を10時に繰り下げて頂き、対応します。
帰宅して、小出の若い八百屋さんと取引ののち、野菜を洗います。



 葉物野菜を先にスベルべママが洗い終え、二人で相談して価格の設定。
後で、「すずきち」のオーナーシェフ、マスターと再度打ち合わせて価格を決定するのです。

 「古」なんて追記の品物は前日、又は前々日の収穫物で、当日採りとは区別して価格設定。
それでも、市場に出回る野菜よりは新鮮だと自負していますが。



 これは先にアップした写真の再掲載ですが昨日も根菜類はほぼ同じ内容。
中の真っ赤な大根「紅くるり」や中がピンク色で肉質の固い「北京紅芯」大根などはまだまだ有ります。



 これも再掲載ですが、夫婦の分担は根菜がスベルべで葉物がスベルべママと自然に別れています。
ま、大根類など根菜は葉物野菜よりも格段に重い事も有りますが。

 こうして、ミニ市場のようなガレージでの取引を終え、山ほどになった荷物を車に積んで一段落。
ようやく一息、と、言ったところでスベルべママがお茶を持って来ます。

 「今度○○さんとの番組に、野菜の料理担当として出ます」と、多少ニュアンスは違うけれどもそんな話し。
「いやー、すっかり有名人になって引っ張りダコだね」なんて冷やかすスベルべ。

 苦笑いしつつも「スベルべさんのおかげです」なんて言って喜ばせてくれます。
「本当に思った以上の展開になったね」と更に調子づいて追い打ちのスベルべ。

 新潟出店の計画を聞かされ相談された時に言ったっけなー。
「俺は博打の経験からの哲学でしかないけれど、上げ潮に乗っている時は押せば良い」なんて言った。

 でも、「しかし、必ず引き潮、低調な事も出てくるのが流れ。その時に如何に耐えるかも覚悟して」
なんて言った記憶がよみがえります。

 「お陰さまで、スタッフも一生懸命で就いて来てくれます」とも言います。
自分たちのマスターがマスコミに登場して、自分たちが参加して作った食べ物を紹介するなんて嬉しい事ですよね。

 付き合い始めて四年ほどの歳月が流れたはずです。
本当に、スベルべか想像した以上、いや想像の何倍もの活躍を見せてくれて本当にうれしい。

 「よーし、今度は東京に打って出るかー」なんて冗談半分で言ったスベルべでしたが、
いや、本当にそんな流れが出て来ても不思議ないような昨今の「すずきち」グループの活躍です。
コメント (2)
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