畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

農天市場に忍び寄る冬の気配

2014-11-17 04:32:35 | 暮らし

 今回、土日曜日の農天市場は大苦戦。強い風と雨と、気温の低下に悩まされました。
北西の季節風ならぬ、南東の強風に一日さらされていました。

 こんな天候下では、露天に近いスタイルの農天市場はお客さんも訪れにくいのです。
焼き芋釜の温度も中々上がらないような最悪の状況でした。


 でも、なんとか焼き芋は完成。熱々の焼き芋を食べて頂きたいと思うんですが・・・・。
焼き芋もさつま芋の種類が減ってしまい、ほぼ晩生の「寿」だけになっています。


 暇つぶしに、農天市場の店内の商品品目を数えたら、50種類を越えていました。
この広さから考えたら、目一杯の商品数と言えるでしょう。


 10年近く前の事、紹介を頂いて県の地域振興局に直売所開設の相談に行った事が有った。
その際「一つの直売所を経営するには、3ヘクタールのバックヤードが必要なのは常識」と言われた。

 直売所の規模にもよるでしょうが、それくらいのバックヤード、耕地面積が無いと経営が出来ないと言う事なのでしょう。
農天市場はスベルべを筆頭に、ユリの仕入れ先を除いたら、三人の出荷元を合計しても1ヘクタール位かなー。


 そんな、状況下で50品目を越える品数を揃えるのは、もう頑張りしか無いですね。
せっせと儲からない農業の代表的作付方式「多品種少量栽培」を地で行く仕事をしているって訳です。


 ま、暇だとろくな事を考えませんね。
たまに、訪れて下さるお客さんがいらっしゃると、スベルべ夫婦は「アッ、お客さん」なんて驚く始末。

 せっせと焼き芋のサービスに努める事になります。
それでも、遠方から農天市場目当てに来て下さるお客さんも居られ感謝至極でした。

 さて、農天市場は11月一杯の営業を宣言していますから、残すところ二回の土日曜日のみになりました。
最後まで、精一杯の努力と、笑顔を絶やさず頑張りますので宜しくお願い致します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする