冬型の気圧配置となり、一日風が吹き荒れたり雨が時折り降る天候だった。
そんな天候の中でも朝は、山の畑で野菜の収穫。次いで下の畑で「キク芋」を掘った。
掘ったと言うよりも、引き抜いたと言う表現が適切かもしれない。
枯れた、キク芋の茎を引っこ抜くと根元に根塊である「キク芋」が着いて出てくる。
それを一か所に拾い集める。
土まみれなのだが、中には土が着かず真っ白なものもある。
大きなもので直径は4~5センチ。平均で3.5センチくらいでしょうか。
家に持ち帰り、水道水を吹きつけて土を落とします。
この後はキッチンに持ち込み、調理と言う段取りに。
この「キク芋」は、ひょっとしたら飽食の時代の救世主かも知れません。
芋なのに澱粉はほとんど無くて、「イヌリン」と言う成分が大量に含まれているそうです。
これは、キク芋自体の糖分を体内に取り込むこと無く排出する性質と共に、
一緒に摂取した食べ物の糖分も取り込んで一緒に排出すると言う性質を持っていると言います。
血糖値の低下に一定の効果が有り、それが「食べるインシュリン」とも言われる由縁です。
食生活の変化と共に、糖尿病の患者が増加している事はご存知の通り。
いえ、もう三十三回忌を済ませた亡母も糖尿病に拠る合併症が原因で早逝していますから他人ごとでは無い。
皆様も興味を持たれましたらネットで様々な情報が得られますからどうぞ。
スベルべは皮を剥き、簡単に0.5ミリほどに切って味噌をまぶし、塩をちょっぴり振って漬物器に。
一晩も置けば、コリコリとした歯触りの癖の無い美味しい漬物が出来上がります。
皮は剥かなくても良いのですが、皮が有ると独特の香りが有り、好き嫌いが分かれるところです。
他にも、昨夜はバター焼きを試してみましたが中々乙な味。
煮物の材料として「肉じゃが」に入れても美味しいし、料理の素材としては用途も様々。
美味しく食べられて、健康にも良いと言う事になったら最高ですね。
「追伸」
キク芋に含まれるイヌリンは人間の体内の酵素では消化や吸収されない糖質です。
そのため、一緒に摂った食べ物の糖の吸収も抑制する作用をします。
さらにこのイヌリンの特徴は、腸内環境を整える働きをし、腸内に有る糖質も体外に、
スムーズに運び出してくれます。腸内の糖質が運びだれるのですから、血糖値の上昇も防ぐ効果が有る。
(以上ネットからの引用です)