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山の畑、「タラの木畑」の向こう、霧の海の彼方に白く雪を頂いた「守門岳」が見える。
前はもっと手前の道路が下りにさしかかる前でマックスは軽トラから降りて走った。
でも、今は足に負担がかからない、下りが終わり平になったこの辺りで軽トラから降りる。
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そろそろと後ろを確かめながら畑まで運転し待っているとマックスが追いついてきて。
弾丸、鉄砲玉のごとく突っ走り山道を掛け下った頃から随分時間が経ったように感じてしまう。
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スベルべを追い越し、なおも歩き続けるマックス。
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今年も、二回ほど自分だけで山道を降りたマックスは途中で挫折。
勢い余って、いや足の踏ん張りが効かず、藪に上半身を突っ込んでしまい助けを求めて喚いていたのでした。
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昔の、若かったころの記憶に頼るのか立ち止まらずに進むマックス。
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山の畑まで自動車道路が通じてから40年余りが経過し、山道は廃道になってしまった。
かっては、畑仕事にはこの道を使うしか無かった。
肥料を背負って標高差140メートルの急坂を喘ぎつつ登った。
そして、出来た作物、重いジャガイモ、さつま芋、大根も背負って下るしか方法は無かったのです。
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越後三山だけは昔も今も、変わらぬ姿で畑仕事をする人々を見守っている。
いや、山を見る事で季節の変化を知り、種蒔きの時期などを決めていたのかも知れない。