畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

焼き芋教室(その2)

2014-11-07 12:00:19 | 暮らし

 一生懸命に薪を投げ入れ、火力を上げるスベルべトーちゃん。
そうそう、焼き芋釜の煙突を見て「アッ、パイプが付いている」なんて叫んだ子も。

 そうですよね、今の子供達は煙突なんて無縁の暮らしをしていますからね。
でも、そのパイプの話しを受け「前にはお風呂に着いていた」なんて言った子供もいましたが。


 一年生たちは木の葉を集めて帰ってきました。
紙製のお面を、色づいた木の葉で飾ろうと言うのですね。


 ほらほら、子供達が少し出かけていた間に見事に焼き芋は完成していましたよ。
先生が、均等になるように切り分けて下さいます。


 15人分、いや先生も入れたら16人分が出来たかな。


 「はい、出来ましたよどうぞー」の声に駆け付ける子供達。
「熱いから気を付けてねー」「はーい」と大きな声が響き渡ります。


 うふふ、何気なく大きな物を選ぼうとしている雰囲気も。
可愛いしぐさに、思わずスベルべも自分の小学生時代を思い出していました。

                        (続く)
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焼き芋教室(その1)

2014-11-07 04:06:03 | 暮らし

 一昨日、スベルべの母校でも有る小学校へ、焼き芋の実演に行きました。
一年生たちが育てたさつま芋を、焼き芋として食べさせてあげたいと、依頼を受けたからです。

 頼まれたら嫌とは言えぬ性分のスベルべ夫婦はホイキタとばかりに引き受けて出掛けます。
特製の我が家の焼き芋釜は重くって、夫婦で力を合わせないと運搬も出来ませんからね。


 15人の一年生たちは、二本ずつの大きなさつま芋を持って集合。
先生の指導で「スベルべさんお願いしまーす」なんて可愛い挨拶。


 スベルべはジーンズに上は長袖Тシャツの上に綿の半そで作業着の正装?
そして、頭には子供達を喜ばせようと言う算段で、雑誌ビーパルの付録の「妖怪ウォッチ」模様のバンダナ。
目ざとい子供達はすぐに気付いて、これで一気にスベルべトーちゃんの人気が上がったって訳(笑)。


 朝から、野菜の仕入れが有り暗いうちから山の畑に出かけていたスベルべ夫婦。
野菜を仕入れの業者に手渡して大急ぎで駆け付けたのだけれども、焼き芋釜が全体に温まらないと焼き芋にならない。

 焼き芋釜が温まり焼き芋が始まるには少々時間が必要。
そこで、子供達は先生の指導で、秋の色づいた木の葉を集めに出かける事に。


 子供達は、自分のさつま芋が分からなくならないように工夫して並べて出掛けます。
知恵を働かせる子供もいて、ほら、分かるように小石を近くに置いた子供もいますよ。

 でも、一学年でこれだけの人数何だなーと、しみじみ時代の流れを感じさせられます。
団塊世代の頂点とも言われたスベルべの学年は、なんと98人の同級生でしたから。

 もっとも、後で気付いたのだけれど、98人もいたと自慢していたら、一学年下はなんと100人を越えていました。
なーんだ、田舎はベービーブームも遅れてやって来ていたのか、なんて大笑いしましたが。

                     (続く) 
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