朝の山の畑仕事を終えて軽トラで山道を下りる途中です。
「拾えるのかなー」の問いに「拾えるさー」と答えて軽トラを止める。
広い農道を覆うかのように大きな「山栗」の木が枝を広げている。
毎年、この木には大量の栗の実が付き、美味しい実をプレゼントしてくれる。
前夜降っていた雨も上がり、朝日が差し込んで来ます。
気温の上昇と、暖かな日差しに栗のイガは再び口を開け、拾っている傍にも音を立てて落ちる。
「止めようか?」「そうね」の会話でも拾う手は止まらない。
「大きな栗の木の下で~あなーたと私ー楽しく遊びましょ~♪」なん歌の歌詞通り(笑)。
ほら、あっという間にこんなに拾っちゃいました。
二人合わせると一升、1.8リットル程も有ったでしょうか。
16日に元気な女子中学生が来た際はまだまだ、落ち方が少なかったのに季節はあっという間に変わります。
「あの子たちにも拾わせたかったなー」なんて会話を交わしながら山を下ります。
小粒だけれども、味が濃く美味しい山栗はスベルべママの手で御馳走に生まれ変わることでしょう。