
あの「みさお」じゃ無かった、「みゆき」が上梓した「越後のBaちゃんベトナムに行く」が発刊されたのは8年前。
発刊当時、大型店舗を展開する書店に、この本を並べてくれるように依頼したら、にべもなく断られた。
今よりも8歳若かったスベルべトーちゃんは怒り心頭、「怒髪天を突く」思い。
数え切れないほどの店舗を展開する、大型書店の役員に「並べろ」なんて喧嘩を売ったっけなー。
時は流れ、この本の良さに思いを寄せる方が映画化を考えた。
色々な経緯の末に、とうとう映画化され、本も改題されて映画と同じ「ベトナムの風に吹かれて」として再出版。
すると、なんとスベルべのお願いをにべもなく断って下さいましたかの大型書店がなんと著者を招いてサイン会!
「ほら、見たことか」と、丁寧に皮肉のメールを差し上げたけれども梨のつぶて(大笑)。

映画化されたら主人公、著者の「みゆき」役はぴったりはまった「松坂慶子」さん。
そして、スベルべも良く知る母上「ヒロ」さんを演じたのは「草村礼子」さんだったものー。

新潟市での試写会にも、原作者割当で見られると言う事で誘われたスベルべ。
多忙を理由に断ったけれども、近くではもっとも早い上映だった十日町の「シネマパラダイス」に駆け付けた。

オートバイにタンデムで後ろ席に「ヒロ」バーちゃんならぬスベルべママを乗せて素っ飛ばしたスベルべトーちゃん。
いささか、腰に疲労を感じたかの様な構えでは有りますなー(笑)。

帰宅して、感動が残るうちにと早速、文章にして地元紙に投稿。
見事採用されて、多少なりともの「援護射撃」にはなったって寸法。
ところで、この投稿を見た皆様や、同級生諸君から「どうして地元でやらないの」なんて喧しきお言葉の数々。
お人よし、そして「みゆき」と「ヒロ」バーちゃんのファンのスベルべはやおら腰を上げましたよ。
あちら、こちらと連絡を取り、映画の配給会社「アルゴピクチャーズ」の担当とも知り合えた。
そして、魚沼市の観光協会長もつてを頼って依頼したり、会場とすべき「小出郷文化会館」の館長にも直接面談で依頼。
スベルべの力なんてちっぽけだけれども、培った人脈を最大限に生かして見事作戦は成功。
会場の都合で、上映は2月12・13・14日とやや遅くなってしまったのは致し方の無いとみろ。
今は「上映実行委員会」を立ちあげて、観客動員を最高にすべく、行動を開始したところ。
2月なんて、まだ先の事とのんびりと山の畑に居たら携帯に着信が有った。
「アルゴピクチャーからポスターの必要数の問い合わせが有りました、どうしましょう」なんて映画担当からの用件。
「何時もの五割増しにして下さい」なんて簡単に返事しちゃいましたよー。
ま、同級生を中心とした「実行委員会」を立ちあげたら、なんとかなるだろう。
なんて、相変わらず、脳天気・楽観主義のスベルべの手腕、お仕事の結果はいかに。ってところでしょうかね(大笑)。