暖かな小春日和の日光を浴びて欠伸をするかのような大きなコンニャク芋。
左の大きな芋は、3キロ前後は有り、コンニャクは10丁以上は確実、いや20丁は出来るかな。
このコンニャク芋を使って手造りするコンニャクの味なんて最高ですよ。
「コンニャクの味なんてみな同じ」なんて思っている方は、可哀そうな気もするなー(笑)。
さて、ピチピチと音を立てて乾燥が進む大豆「秘伝」の鞘を叩いて豆を取り出し「豆とおし」と言う篩に掛ける。
昔の人が、経験に基づいて作った竹の篩の目も通り抜けられないほどの大粒な大豆です。
竹製の「篩」に掛けると大きなゴミ、空の鞘などはその中に残る。
でも、大豆よりも小さなゴミは篩の目を通りぬけてしまう。
そこで、力を発揮するのがこの新兵器。
すばる姉御からの借用品の「電動唐箕」です。
スイッチも無く、動かす時はコンセントに電極を差し込む。
最初は頼りなげに動き始めるが、そのうちにフル回転となり勢い良く風を吹き出す。
多少のゴミは残っているけれども、「唐箕」の力で選り分けられた大豆は竹製の箕に落ちて溜まる。
ずっしりと、重さと、美味しさを実感させてくれる大豆「秘伝」です。
私たち夫婦にとっては正に「珠玉」のような宝物です。
これから、まだ一粒ずつ手で選り分け、虫くい後の有る豆を取り除いたら仕事は一段落。
さーて、出来上がったら何に料理しましょうか。
単純に「煮豆」として食べても美味しいし、素揚げにして「フライビーンズ」も良いなー。
ま、一つの例として上げてみましたが、田舎暮らし『スローライフ』も充実するには忙しい。
まして、『スローフード』にこだわるならば、田舎暮らしも結構忙しく、退屈する暇なんて有りませんからね(笑)。
でもね、昨日アップの『ローカル』的生活も、これからの時代を考えたら決してローカルなんかでは無い。
そんな、思いで田舎の魅力を都会暮らしの皆さんにも知って頂きたい。なーんて、お節介かなー(大笑)。