何せ今年はワラビを沢山採り、そして漬け込みました。
山菜は一度付けた後、本漬けとか言って付け直すと聞いた事があり、事実亡母はやっていたような。
沢山の塩を使いましたがそれでもカビが浮いたりします。
カビが着かないように、慎重に取り出し新しくきれいな桶に並べなおす。
そして、塩さえ沢山だったら間違いないとせっせと塩を足す。
そんなことを、何回も繰り返す。いや、繰り返さなければならない量がある。
最後まで移し替えて数えたら94束ありました。
うーん、こんなものか。ってもう一桶の大きい方にはどれだけ入っているのかなー。
最後は中蓋を載せて漬物石を載せて一安堵です。
意気揚々、お手柄とばかりにスペルべママに報告すると、大慌てされてしまった。
「漬け汁捨ててしまったの?水を足さなかった?」どちらもアウトだという。
「あれだけ塩を使ったのだから漬け直す必要はない。漬け直すと味が落ちる」と叱られた。
せっかく頑張ったのに叱られてしまった子供の様で、褒められると思ったが違ってしまった。
こっそりと、大きな漬物桶の漬け汁を汲みだしては、入れ足すスベルベでした。
でも、大きな桶は何束入ってるのでしょうか。一番下は独活(ウド)でしたがね。
合計すると200束にもなるかと思われるワラビの塩漬けです。食べてみたい人はいるかなー。