今年はワラビをたくさん採った話は何回もしました。
そして、そのワラビは二つのプラスチック漬物桶に一杯になるほど塩漬けにしました。
先日、亡母がしていたように二度漬けしようとして失敗。肝心の漬け汁を捨ててしまった。
どうしようかと迷ってフェイスブックにアップすると「干したら良い」と提案を受けた。
ゼンマイを干すのと同じようにムシロを広げて塩漬けワラビを広げる。
こうしてみると、見た目はゼンマイを干しているように見えますね。今回はムシロ三枚。
アドバイスは色々あった。しっかりと揉むという話と、揉まなくても良いという話と。
揉まなくても良いという話を聞く前だったから、せっせと100数十回も揉みましたよ。
揉んだ後は、ゼンマイ揉みに倣って小さな山にまとめます。
ゼンマイと違うのは、猛烈な塩の量。ムシロを通して下の舗装に白くなるほど落ちたのでした。
ほぼ完成した「干しワラビ」です。塩も乾き白く出来上がりました。
ここでまた、食べ方に諸説を聞く。一つは「なかなか塩分が抜けない」と言う話。
もう一つは「水を替えながらおくと一晩で簡単に塩分は抜ける」と言う話。
どちらも実践したらしい話からだから、どちらが本当かはやってみないと分かりません。
今回は小さな方の漬物桶の三分の一程度、30数束を乾燥しています。
天候を見てこの倍ほどを乾燥しようかとも考えています。
これが上手くいったらゼンマイ採りよりも楽をして美味しいものが手に入るかもしれません。
平らな場所で採るワラビと、転落で苦い目をしたゼンマイ採りでは危険度が違いますからね。