例年だと夕方近くに行くお墓参りを、涼しいうちに済まそうと午前の早い時刻に。
わが家のお墓をお参りし、帰り際は無縁仏を拝み選考を備える。
亡父からは行旅死亡人、旅の途中で亡くなった身元不明者の墓ではないかと聞かされていた。
大飢饉の際は遺体を川に流すことさえあったというから、比較的に恵まれた時代の物か。
そして、午後は珍しくスベルベママの実家を訪れ、義兄夫婦と一緒にお墓参り。
スベルベママの喜ぶこと喜ぶこと「結婚して以来、お盆に実家のお墓参りなんて初めて」と感激。
お盆の御馳走のメーンはオードブルを注文しました。
以前は盆や正月の御馳走はすべて手作りでしたが、加齢と体調で最近は手抜きです。
でも、このお店の味は我が家の舌に合う。そして、御主人はいつも臆面もなく味自慢。
「今日のエビフライは最高だぜ、牛も和牛で旨いぜ」なんて。でも嫌味に聞こえない愛嬌者。
そのオードブルを受け取りに行く際、亡母の実家に仏様参り。
従弟が今年は不漁だと嘆きつつ、焼き上げてくれた天然アユの熱々焼き立てを頂く。
お盆の定番料理の「エゴ練り」です。緑色です
普通は乾燥エゴ草を使うが、これは出雲崎の知人が生のエゴ草を使って作った逸品です。
娘夫婦と孫が来宅して仏様参りで昼の食卓はにぎやかになりました。
ビールを一杯頂いて次は冷えたワインに移行。堂々と昼酒を頂ける盆の幸せです。
オードブル受け取りの際に持参した山本なすの味を聞くと「美味かったてー」と絶賛してくださる。
そして、注文したら届けてくれるかと問われて了承。すると夕方早速注文が入りました。
空の容器を返却するついでに、山本ナスを持参することになりました。店までナスのとりこにしちゃいました。