農家で同級生のビニールハウスを訪れました。
彼は夫婦二人で学校卒業して以来農業に従事。これは冬季間の仕事用ハウスです。
ハウスの中に入ると、二列のウルイのベッドが見える。
少しずつタイミングを変えて、促成栽培をしているがこれは発芽直後です。
このあたりが収穫適期なのかな。
専用の細長い、突きノミのような器具を使い、手探りで根元から切り取るのです。
角度を変えて眺めます。午後に行ったら「今朝は6時から続けている」と。
昨年はご存知の通りの酷暑の年で、ウルイの根株の成長も悪かったというのだが。
仕事が間に合わなかったのかな。これは伸び過ぎですね。
露地栽培は天候に左右されるから、ウルイも苦戦中。でも単価は昨年よりも大分良いらしい。
最後の根茎の植え付けを終えて、もみ殻を掛けていました。
三月のこの時期に植え付けると、四月末まで収穫が続けられるという。
山菜のウルイは、実は二種類ありこちらは「小葉ギボウシ」です。
スベルベが独活採りやゼンマイ採りの際についでに採ってくるウルイは「大葉ギボウシ」なのです。