雪国に暮らす人は、冬の間はどうしても運動不足になります。
そこで、天候にもよりますが、一日に一回は散歩をする。この日は橋まで行きました。
この橋は、線路をまたぐ、跨線橋という橋です。
線路の上はワンスパンの橋で出来ているが、若い頃の私が監督して掛けました。
県発注の広域農道という広い道路が出来ることになり、その線路上部分でした。
営業線の真上を渡る工事であり、その部分は国鉄側の監督によって架設したのでした。
当時の私は、専門の保線ではなく土木工事のテーブルにいました。
家が現場に近いこともあり、土木には初心者のような私が担当になったのでした。
私の住む地域の名前が使われた橋の名前は「下島橋」です。
心配だったのは、20年前の中越地震でした。素人のような私の監督した橋が落ちなかったかと。
この跨線橋は線路が良く見通せるために、撮り鉄たちのメッカにもなっている。
あまりにも多くの撮り鉄が集まっていたので、マックスとの散歩中に立ち寄ってみました。
飼い主に似て、好奇心が強い野次馬ならぬ、野次犬のマックスでした。
カメラマンの皆さんに倣って、なんだなんだなんてカメラの向きと同じ方向を見ていました。