畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

酒は飲め飲むならば

2024-03-31 11:51:20 | 旅行
 特別展示がありそちらへと向かいました。
おどろおどろしい、大鎗(おおやり)が展示されています。

 刃の部分にも見事な理由の文様が入っています。
そして、柄全体と大きな鞘にも螺鈿が施され見事な工芸品のよう。

 名物「日本号」とあります。総長321.5cmって大きいのかな。
300年の歳月を経ても、怪しく光り輝く大身鎗。実戦用というよりも飾りだったのかな。

 実話なのか伝説なのか、大鎗にはこんなエピソードが。
酒豪で知られた、母里智信は主君福島正則に勧められた大杯を飲み干し、この鑓を手に入れた。

 博多といえば、あの優雅な博多人形でも知られいます。
可愛い、ふくよかな顔つきをした博多人形に交じってこんなものも。
 「あれっ、とーちゃんみたいなのが居る!」って何言ってんだよ。
でも、大酒を食らった時のスベルベはこんな状態も見せるのでしょうね。
           (続く)
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漢委奴国王

2024-03-31 04:04:33 | 旅行
 マリンメッセ福岡を出て、タクシーで向かった先は福岡市博物館。
タクシーの運転手さんが、フレンドリーで気さくに話しかけて下さります。

 ここも、事前にネットで調べた行き先でした。
でも、何が展示されているのかも知らずに入ったのでしたが・・・。

 思わぬ幸運に恵まれました。なんと、志賀島で発見された金印です。
歴史上色々な論争があったかと記憶しています。発見についての経緯も初めて知ることも。


 後漢書に記されてある、漢委奴国王の記事に注目です。
こんな、漢委奴国王の金印が、畑仕事中に偶然発見されて謎を呼んだのです。


 志賀島には遺跡というようなものも発見されていなくてこれだけが見つかった。
百姓の何とかさんが見つけたことになっている。実際は別の二人が見つけ、発見者とされているのは地主さんだとか。

 この金印の役割は、箱などをひもで縛り、粘土で封緘した上に印として押したらしい。
こんな風に、押し付けるのだと、実体験用の展示も。好奇心旺盛なスベルべはもちろん、試し押し。
 思わぬ展示物の金印に出会い、中学校で学んだ歴史を思い出したのでした。
九州は中国そして韓国にも近くて、蒙古の襲来、韓国への出征と歴史の宝庫です。
           (続く)
コメント (2)
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