「豪快プルピートス」(その2終わり)
さて、材料のスルメイカは背骨を抜き、トンビを取って適当、そう1センチほどにザクザクと切ります。
いえ、手抜きをしても気さえ許すならば、何も取らずにそのまま切っても結構。
なーに、食べながら固いトンビなんて出せばよいのですから。
そして、切ったイカはボールに入れて塩コショウして酒を入れておく。
ま、酒はボールで無くて口に入れても良いのですが。
フライパンにつぶしたニンニクとトウガラシを入れて弱火でじっくりと味を出します。
ニンニクが色づいてきたらフライパンから取り出し、強火にして煙が立ち始めたら、
バターを入れ、次に準備しておいたイカを入れて手早く炒めます。
あくまでも炒め過ぎないのも美味しく食べる秘訣。
完成した「プルピートス」は、ワインでも頂きながら食べましょうか。
簡単で美味しくて栄養価が有る男の料理には最適の一品。
本場スペインでは皿に残ったイカスミさえパンで拭って食べるそうで、それだけの価値は有るって事でしょう。
(終わり)
プルピートスというのはスペイン料理なんですね。豪快で美味しそうです。イカってすごくたくさんの調理方法がありますね。それだけみんなに愛されているのでしょう。子供の頃は海無し県ですから塩イカとか丸干しとかスルメとかが多かったのですが、スルメを焼くと必ず猫が来たのを覚えています。
そうですねー、安く出回っていたら、とにかく「塩から」を作りたいですよ。
その次がこの「プルピートス」かな。
イカのワタに塩をして焼くだけでも良いお酒の友になるのだけれど、
「塩から」も「プルピートス」もワタを使っちゃうから出来ないんです。残念。
イカやタコは猫の大敵。盗み食いをすると腰を抜かしてすぐに分かったとか(笑)。