畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

降らないなー(その1)

2011-09-14 08:20:34 | 

 もう、一週間、いやそれ以上雨が降っていません。
雨が途切れてしばらくの間はポリタンクで水を運んでいたけれど、
間に合わなくなって、いよいよ400リットルの「ローリータンク」の出動。

 山道に差し掛かる手前の小川で水を満たします。


 小型のエンジンポンプを使っての給水は満タンにするのに10分ほどかかります。
でも、こんな編成をしないと広い山の畑への散水は間に合わないのです。


 小川の向こう側の養理池は先の水害で、山の小さな谷から流れ出た土砂で埋もれている。
たぶん、飼育していた錦鯉は全て流されたのでしょう。


 顔見知りの先輩が退職後に始めた錦鯉の飼育でしたが、
今回の水害でダメージを受け、年齢的なことも有り、修復は諦めたと人伝に聞きました。


 水害で崩れた山道は、あれから40日以上も経つのに手付かずの状態。
そんな場所を横目に、エッチラ、オッチラと坂道を登って山の畑に到着。
これは午後三時を回り、空気がやや涼しく感じるようになった時間帯です。

 昨日はこんな仕事を三回繰り返し、合間に種を播き続けていました。
ルッコラを播いたり、トレビス、縮緬チシャ、三回目の温海蕪を播いたり・・・・。
とにかく、毎日毎日種を播き続けています。最後はどうなるのやら。
全てが順調に育ち豊作だったら、こりゃ、大変なことになりますよ(笑)。

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いつの間にか秋

2011-09-13 08:25:53 | 日記

 うーん、困った雨が降りません。
今朝も五時半から山の畑に行って散水でした。
 
 400リットル入りのタンクを満杯にして散水すると、如雨露の場合一時間以上もかかります。
おとなしく待っていたマックスも、最後には散歩を催促し、「ウー ワン!」何て鳴いて気を引く。
牛の飼料用のトウモロコシ畑の中を歩きます。


 いつものビューポイントから下の村を見ます。
いつの間にか、水田も黄金色に変わって来ている。
水害の跡なんて感じられませんね。


 でも、深い濁流に洗われた水稲は生理的な異常な現象も見せている。
大切な一番穂に続き、不要な二番穂、三番穂が出ている。

 何かで稲は以上を感じ取り、生存本能の発露が二番穂以降となって現れる。
その結果、一番穂に養分が十分に回りかね、収量減になるのでないかと心配されてい


 風景の中にも、早生品種の刈り取り跡が見えました。
もう一週間もしたら、魚沼コシヒカリも刈り取りの最盛期を迎えるのでしょう。

 八月の十五日の夏祭りの飾り付け用、ススキが穂が出てなくて困ったものだった。
でも、涼しい風を感じるようになったら周りはススキの穂に囲まれている。


 わが家の玄関ホールに秋が活けられました。
栗のイガも大きくなって、鑑賞に耐える大きさに。
家の中にも秋ですね。

 でも、困ったのは日中の暑さです。
昨日は魚沼市では34度を観測したとか。
もう少し気温が下がり、もう少し雨が降ってくれたらねー。

 秋野菜もグーンと育ってくれるのに。
そしてね、キノコ、ナラ茸も顔を出してくれるのにね。
うん、もう一週間の辛抱かな。キノコの収穫は。
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農天市場にビッグプレゼント

2011-09-12 08:09:21 | 食べ物



 土曜日の農天市場に寺泊での海釣りの帰りだと言う関東ナンバーの自動車が入ってきた。
水害で濁流に埋まる農天市場の写真をお見せすると絶句。

 「エーッ本当ーいやー、凄いねー、ここまで埋まったのー、もう悪いけれど、
ここまで来たら、笑っちゃうしか無いようだねー」と、最大級の驚きを表現されます。
 「でもさー、どうしてこんなに平気でいられるの?」
「もう一ケ月経ったし、くよくよと切ながっていても何も始まりませんよ」

「うーん、驚いたー、いやね、寺泊で船釣りをしてきたんだけれど、釣ってすぐ締めた鯖が有るけれど食べる?」
「いいんですかー、いやー、締めサバなんて大好物ですよ」


 お礼に色々な野菜を進呈します。
「そうだ、鯛をね三匹釣ったのよ、全然釣れない人もいたけれどもね。うん、一匹上げよう」
「いやー、済みません、申し訳ないですねー」と、釣りたての鯛まで頂いてしまいました。


 スベルべが大慌てで店じまいをしているうちにスベルべママが捌きます。
「もう、時間は無いし、あせっちゃったー」ま、良いでしょ、良いでしょう。
今度、手に入ったらスベルべが五枚下ろしに挑戦してみますよ。



 まだ脂が載っていないと謙遜された「締めサバ」も上々の味です。
いやー、本当にごちそうさまでした。一日の疲れが吹っ飛ぶ味でした。
また、お越しの節には農天市場にお立ち寄りください。これからが野菜も美味しくなる季節です。
 

 残った鯛のアラ、大骨は塩を振って焼いて頂きました。
つつきながら、飲む酒の味も最高でした。


 さて、これは昨日、昨夜の食卓に並んだものです。
「芋の手の五目キンピラ」ですが、油揚げを切らせていたから四目かな。

「芋の手」ってご存知ですか、さつま芋の蔓と葉を結ぶ茎を、そう呼ぶのです。
ヘルシーで、安くって美味しくって、最高です。
食物繊維の塊のような食べ物ですから身体に悪いはずもないですよね。



 そして、売れ残りの野菜の「野菜の揚げ浸し」です。
正直なところ、農天市場の客足もここのところ鈍っていますねー。
水害による、閉そく感、逼塞感が地域全体に漂っているような気がします。
私たち夫婦にも、自分では感じなくても、どこか疲れが見えるのかも知れませんね。

 雨が降らないので、昨日は早めに農天市場を締めて、山の畑に散水に行ってきました。
昨日は水の量が物足らなかったので、今朝も五時半からマックスの散歩を兼ねて山の畑へ。
400リットル入りのタンクにエンジンポンプで川の水を注ぎ込んで持って行ったので、
たっぷりと撒くことが出来ました。

 数え切れないほど播いた秋野菜の種は順調に芽吹き始めています。
もう少ししたら、また山の畑に向かいます。
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朝から山の畑へ急ぎます

2011-09-11 04:29:42 | 

 昨日は土、日曜日にオープンする農天市場の初日。
販売用の野菜を採るのと、大根の種蒔きへと、明るくなるのを待って山の畑へ。


 耕し続け、種を播き続けてここまで来ています。
マックスは自分で散歩を終え、帰ってきました。朝日がまぶしそうです。


 そうですね、この場所ももう少しで山の端に届き終わりになります。
100キロ以上作ったジャガイモの作付後ですから、かなりの面積になります。 


 畝の間、向こうの端に呑気そうなマックスのお尻です。


 大根は意識して種蒔きの日をずらしています。
こうすることにより、間引き菜、間引き大根が次々と収穫できるのです。

 これは何回目かな、三回目くらいの種蒔きかな。
可愛い双葉が出ていますが、左上の柔らかな葉の上に、小さな虫が見えます。
気温が高いと、どうしてもこの害虫が出てきますね。


 こうして、播き続けた秋野菜の種は、十種類は優に超えているけれど、まだ正確に数えていないですね。
しかも、同じ種を何回にも分けて播きますから、後でじっくりと数えないと分からないのです。

 大根は千本をかなり超える数になることだけは確実です。
美味しい大根に仕上げ、水害の後始末を手伝って下さった皆様にお礼として進呈しましょう。
あ、もちろん農天市場のお客さまにも食べて頂きますよ。


 秋野菜ではないけれど、秋の収穫が大仕事になるさつま芋です。
水害の後始末に追われ、一ケ月近くも手抜きをしてしまい、大変な雑草に埋もれていました。

 何時も手伝いに来てくれる同級生が、もう一週間も通って綺麗にしてくれました。
雑草畑からさつま芋畑に復活です。
一昨日の夕方、藪蚊と格闘しながら紅アズマを掘りましたが十分な大きさになっています。

 これからはさつま芋の掘り起こし、野菜の間引き、収穫と忙しさが益々増していきます。
初雪を意識しての仕事が延々と続きます。
 でも、その前にナラ茸、平茸、ナメコ等のキノコも探したいなー。
出来たら、美味しい山芋も少し掘りたいなー。
うーん、身体がもう一つ、いや半分だけでも欲しいなー。
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今日も大忙しの農天市場オープン日

2011-09-10 05:07:41 | 

 さて、今日は農天市場オープンの日。
一週間でもっとも忙しい一日になります。


 店そのものは繁盛しなくても、準備には時間がかかるのですよ(笑)。
昨日からさつま芋を掘ったりして準備は進めていますが、鮮度が重要ですから、
葉物等はこれから準備します。


 「居酒屋猫まみれ」さんから頂いた特製Тシャツを着させて頂こう。


 えんじ色とオリーブ色どっちにしようかと贅沢な悩み。


 そして、下は敗れたジーンズかな。
先日、この破れたジーンズを着用してパートに行きました。

 送迎する中には同級生の母上もおいでで、何時も親しく話をします。
迎えに行くと「ズボンが、ズボンが」と言われます。
破れたままのジーンズが目に入り、気になったようです。

 「大丈夫、大丈夫、それよりもスカート、スカート」と混ぜ返します。
良く、スカートがずり落ちて大変な状況になっているのですよ。
私が、よっこらしょっと、スカートを上げてあげる事さえままあることです。

 「これがねー、スカートを上げるんじゃなくて、下げたら事件だけれどもね」
なんて、軽口を叩けるのも、私を中学生時代から御存じの母上だからですけれど。
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