畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

クマの雰囲気を感じる

2020-07-10 04:37:35 | 自然

 二、三日前から我が家の山の畑に行く途中で気になっていたことがある。

耕してまだ作付けをしていない畑に、大きな足跡。人間だったら良いのだけれど。

 

 軽トラを止めて足跡を見ると、道路の向こうから入り、こちら側に抜けている。

足跡は人間ではない。そして、これだけ大きな足跡となると・・・・。

 

 柔らかな畑の土にグッとめり込む足跡。

もうこれはツキノワグマの足跡に間違いありませんね。他の大型動物カモシカとは違う足跡ですから。

 

 その畑は、この広域農道を登り切ってすぐのところ。

道路の両脇は草木が生え茂り、隠れ場所なんていくらでもある。

しかし、問題はこれからでしょう。秋口、冬眠前にクマが好む木の実なんてありませんから。

 

 これは、梅雨時期だというのに水が見えないやはり、草木に覆われた沢です。

一昨年の水害時には大量の土砂が流れ落ちたのですが、たちまち元の姿に帰っています。

 このところ何回もこの付近で乗用車を止めている女性を見かけた。

昨日は軽トラを止めて「動物ですか植物ですか?」と尋ねてみました。

 答えは「鳥です。サンコウ鳥の鳴き声を聞くのですが姿が見えないのです」と言う。

小型で尾の長さは体調の何倍もある美しい小鳥だと言う。本当に自然の宝庫なんですね。

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雨、雨、雨の日々

2020-07-08 04:55:30 | 自然

 雨続きで苦労されている皆さんが多いというのに、気の滅入るような記事になります。

雨の合間を縫って山の畑へ。雨が降り続き、仕事にはならないが様子を見に行ったのです。

 

 ほとんど晴れ間のない日々が続き、トマトも下葉が病気気味。

地面に近い部分から葉が枯れ始めているのでした。

 

 そして、この今年は作付けをあきらめた畑の状態。

トラクターで除草を兼ねて耕そうと思うのだが土が乾く日が来ない。

こんな土が濡れた状態で耕すと、土が塊状態になって後々苦労することになりますから。

 

 そして、困ったのがこのじゃが芋です。

じゃが芋も土が濡れた状態で収穫すると、泥のようになった土が付着し後始末に難渋する。

 そして、濡れた状態で掘ると傷みやすくもなりますから。

ご覧の通り枝葉は倒伏し、収穫適期を迎えているのですが困りましたね。

 さて、九州地方は大変なことになり慰めの言葉も見つかりません。

自身も水害に遭った経験があり、後始末の苦労は身に染みて分かっているから。

間もなく、あの我が家を襲った忌まわしい水害から9年目を迎えることになります。

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金髪フサフサの野菜は?

2020-07-07 04:33:54 | 野菜

 見事な金髪!

しかも、フサフサと量もたっぷりで羨ましい限り。30年ほど前のスベルベのようです。

 

 フサフサの金髪の正体はこの欠きとったトウモロコシです。

脇芽のようにたくさん着き、取らないと良い品物にはならないようです。(我が家は作っていない)

 

 先輩の奥さんからのプレゼントでした。

ヤングコーンとか、ベビーコーンとか呼びますが、これがなかなかの味。

 

 皮を剥き、金髪をむしり取ると小さなトウモロコシが現れる。

さっと茹でて、マヨネーズなどでいただきます。甘くて甘くて美味しいこと。

 一時帰宅していたスベルベママも昨日からしばらく不在になります。

家事と畑仕事が一身に降りかかり、ブログアップもままならないというか、ネタ切れ気味です。

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キタアカリのジャガバタと

2020-07-05 04:53:58 | 食べ物

 じゃが芋「キタアカリ」の味がぐんとアップ。

若いと感じさせられる土臭さも取れ、じゃが芋本来の味になってきました。まずはジャガバタで。

 

 スベルベママたっての希望の「津南ポーク」さんの豚肉のソテー。

いつもながらの美味しさです。短期間の在宅で食べたいものを次々と要望。

 

 好奇心から苗を取り寄せた、某県の特産の大型ナス。

初物を採ってきて他の品々と一緒に焼いてみたけれど、少し期待外れでした。

 

 冷蔵庫に残っていた厚揚げも一緒に。

今困っていることは、雨続きでジャガイモの収穫ができないことで、手持ちも尽きそう。

 

 後は我が家さんの野菜ですね。これはミニキュウリのピクルスです。

他にもレタスなど、体の不調を抱えながらも作った野菜は相変わらず沢山採れていますが・・・。

 梅雨入り直後は雨も無く、これは空梅雨・・・。と、思ったら雨続き。

九州地方は大変なことになっています。我が家も床上浸水の経験があり、惨状は目を覆いたくな。

梅雨の上がり際には例年梅雨前線が北上します。こちらだっていつ豪雨が来るかわかりません。

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新聞掲載「保線の酒」(その2終わり)

2020-07-05 04:45:41 | 暮らし

      保線の酒(その2終わり)

 伝統とは恐ろしいもので、後年昔気質の先輩達がすっかり退職され、保線職場の体制も近代化されたが、伝統は脈々と受け継がれていた。


 ある年の、技術主任会議が三保線区合同で開催された。活発な意見交換の後は御定まりの、交流会。幹事を任された私は張り切って、時間制限飲み放題の居酒屋チェーン店を会場に選んだ。


 交流会の会場選びは好評で、会はおおいに盛り上がった。例によって、急ピッチの酒はチェーン店の店員を持ってしても、十分驚かすに足るスピードだった。酒を急かされ驚いていた。


 皆を喜ばせた酒にも、後日談がある。実はその後再び予約を入れ、一旦決まったのだが、職場名を名乗った所、丁重に断られてしまったのだ。 「すみません、店長と相談させていただきます」何ほど悪い評判を立てたのだったろうか。間も無く折り返しの電話で丁重なお断りが入れられたのだった。

      (終わり)

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