畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雷雨の翌日は

2020-09-07 19:26:59 | 風景

 日が短くなりましたねー。

山の畑に向かうのも、5時を過ぎないと暗くて無理な状況です。

 日の出の時刻は何時でしょう。畑への途中で見た日の出です。

上権現堂山の上から日が昇ってきました。

 

 越後三山の手前、低い山並みは霧に覆われている。

朝の空気はずいぶん涼しく感じられるようにもなってきましたね。

 

 

 谷を一つ隔てた向こうの山には自動車も見えます。

夜明け前から準備を整え、手元が見え始めたらユリの切り取りなのでしょう。

 

 静かなうちにも忙しさが感じられ始めた山の畑。

農家は長雨に続く猛暑と雨のない日々に悩まされたことでしょう。

 花卉栽培農家の作業場を朝早く訪れて驚いたことがあった。

JAが作成したスローガンの文言に驚きました。

 「水揚げ一番朝飯二番!」でしたよ。

切り取って作業場に持ち込んでも、それで終わりではない。

 大きな水槽に入れ、素早く水揚げをしないと品質が保てないのでしょう。

強い日差しを避けるために、黒の寒冷紗をかけているのがユリですね。 

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種をまき終え、散水しようと思ったら

2020-09-06 14:55:07 | 

 昨日は朝から山の畑に行き、涼しいうちにと畝を作った。

いったん朝食で帰宅し、再度山の畑に行き二回目の大根の種蒔き。

 

 種をまき終えても、さすがに猛暑下での散水は無理というもの。

日が西に傾き始め4時過ぎに、ローリータンクに水を汲み散水に向かった。

 

 すると、空が全方位から暗くなり始めた。

どうせこちらまでは来るまいと、たかをくくっていた雷雨が始まりそう。

 

 ポツリ、ポツリと雨粒が落ち始めたちまちかなりの雨に。

汗でぬれた作業着の古ワイシャツが、雨で肌にまとわりつくので終わりに。

 

 帰り道の広域農道はアスファルト舗装をたたくような雨。

これで、散水をしていたならば全くの徒労でしたね。鼻歌気分で帰宅です。

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猛暑下で大根が発芽

2020-09-04 05:29:06 | 野菜

 焦り気味に8月末に大根を蒔いてみたのだが・・・。

連日の暑さで半ば発芽は諦めていたのだが、なんと種蒔き後三日ほどで発芽。

 

 諦め気味の気持ちでも水だけはやっていた。

それが順調に発芽していたなんて、一瞬心に希望の灯がともりました。

 

 種を蒔いた場所にはほぼ100%の発芽です。

表面は乾ききって見えるが、散水効果で土の中は湿っているのでしょうか。

 

 せっかく発芽した大根が散水で流れてしまっては大変。

慎重に時間をかけて、一株ずつ丁寧にしかも繰り返して散水。

 

 これは一昨日の夕方だったかな。

帰り道で再び350リットルのローリータンクを満杯にして下の畑へ。

 水は枯れて葉が赤くなり始めている、例の里芋に散水。

昨日はフェーン現象で三条市では観測史上初めて9月での40℃超えだった。

 こちらもニュースでは38℃を超える猛暑だった。

これだけの高温だと、大根は発芽はしても満足に育たないかもしれません。

 でも、蒔かない種は芽が出ないと、種をまき続ける百姓の性。

今日、明日と雷雨の予報は出ているが雨量は期待できそうにもありません。

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連載225「ズッキーニ」(その1)

2020-09-03 15:34:19 | 野菜

 (立派なズッキーニ)

 

 (こんな食べ方も。輪切りにしてハンバーグ風に焼きました)

       ズッキーニ(その1)

 ズッキーニは種苗会社のカタログで見つけたのだったかな。とにかく栽培が容易で別名「蔓なしカボチャ」なんて呼ぶことさえ有る。品種も本当に沢山あります。形も細長い一般的な物から真ん丸なもの、そしてユーフォーと呼ばれる円盤形で周りにフリルのように皮の一部が突き出たものなどがあります。

 色も一般的な緑色から、黄色種、緑の縞模様などなどがありますが、皮の硬さに多少の違いはあるが、味は色、形ほどの違いは無い。知る限りでは黄色種はF1種、一代交配がほとんどで、種袋の説明にもあるけれど、収穫も後半になると緑色が戻ってきて、アマガエルのような色さえ出て、あまり歓迎できない物になることも多い。でも、炒めたりしたら色なんて気にならなくなりますから、勿体無いとばかりに食べていますが。

 少し前までは珍しい野菜の一種だったが、栽培が容易で食べ方も色々あるから急速に増え、一般的な野菜になりました。作り始めた頃知り合いに進呈すると「おら嫁々漬けもんしたてー」なんて言われ、食べ方を知らないのかと驚いた。でも、後日癖のないズッキーニは漬物はおろか生でさえ食べられることを知り浅学を恥じた次第。

        (続く)

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焼け里芋に水?

2020-09-02 09:07:00 | 野菜

 昨日の朝、山の畑に行くと望外の出来事。

種蒔き直後からの猛暑で半ばあきらめていた大根が発芽していたのです。

 今日は台風9号によるフェーン現象になり気温は大変なことになりそう。

発芽した大根に十分な灌水を施し帰りにタンクを満杯にして里芋畑へ。

 ご覧の通り、成長著しかった里芋は猛暑で葉の一部が枯れてしまった。

「焼け石に水」ならぬ、「焼け里芋に水」だけれど、間に合うでしょうか.

 

 普通だったら葉が茂り、間に入りにくいほどなのだがご覧の通り。

7月の長雨で、元気に育っていたのだったがどうなることでしょうか。

 

 結局350リットルのタンク一杯では心配でもう一度水を汲んできた。

100株ほどの里芋類に合計700リットルの散水。なんとかフェーン現象を乗り越えてもらいたいものです。

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