畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

お祝いの夕食

2023-08-09 07:58:00 | お出かけ
 遅れてきた家族もそれぞれ風呂を済ませて夕食パーティーに。
総勢大人が6人に、子どもが3人の9名でにぎやかに開始です。

 孫三人はお子様ランチ風に工夫が凝らされていました。
どの孫も好き嫌いも無く、そして食欲旺盛で頼もしい限りです。

 そこで、ハッピーバースデーのケーキが届きます。
見せに冷蔵保存を依頼済みでした。「今日はどなたの誕生日?」なんて仲居さん。
 「ハーイ!」なんて、元気よく手を挙げたのは可愛くもないジーさん。
孫たちは、揃ってロウソクを吹き消そうと一生懸命です。ジーさんも同じ6歳かな。

 そして、孫が手づからプレゼントを渡してくれる。
催促されて、箱を開けると・・・。なんと、孫が描いたイラストが焼きつけられたカップ。
余りの可愛さに皆が拍手喝采。いやー、照れるなぁー。

 もう一個はもちろん、大好きなバーちゃんです。
ん?目の下は涙ではなくて汗だよね。いつも洋服作ってくれるものね。

 「ありがとう!」「もう五年頑張ってバーちゃんも同じお祝いをしてもらいましょう」。
 「えっ?もっと先じゃない?」ってこの期に及んで鯖を読むスベルベママ。
お分かりになられましたか。不肖スベルべもめでたく喜寿を迎えたのでした。
            (続く)
コメント (6)
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客室の構造も変わっています

2023-08-08 05:04:41 | お出かけ
 客室は畳敷きで、庭の露天風呂に入るには、この左から入る。
そして、二階に上がる階段がありますが、そこはロフト構造で寝室です。

 ベッドに寝転んでテレビの鑑賞も出来る。
ただし、気持ちよすぎてすぐに眠気が模様して来るのが難点ですかね。

 下の部屋から見上げるとこんな感じです。
板張りの上には電気マッサージ器の一部も見えますね。

 ロフトですから、天井が低く秘密の部屋のよう。
老夫婦で新婚気分には程遠い。眠るのが楽しみのようなものですから。

 こんな風にロフトの部屋からも露天風呂は見えます。
ゆっくりと、温泉に入ったり、出たりを繰り返される癒しの設備かな。
         (続く)
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娘家族に祝ってもらいました

2023-08-07 15:44:08 | お出かけ
 昨日は午後3時チェックインを目指して夫婦で六日町に向かいます。
人生の一区切りを娘夫婦二組が、お祝いしてくれるという計画なのでした。
 気が短いのは年取った証拠。娘たちよりも大分早い到着。
ウエルカムドリンクの冷酒は、二人で一杯だけに。夕食がありますからね。

 この温泉宿は以前も紹介したことがありますが、部屋の庭先に露天風呂。
おっと危ない。使用面からシャッターを切ろうとしたら、あろうことか真っ裸のスベルべ。
大きな一枚ガラスの窓に、鏡のように映し出されるのでした。

 しばらく、入れ続けているので暑いと思います、という言葉に従い板で揉む。
でも、しばらく掻き回して足をそろりと入れてみるが、まだ熱くてとても入れない。

 可笑しいことに、こんな浅いプールるみたいな風呂と、そしてブランコ。
ここは温めだから、まずはここで体を慣らしましょう。ついでにブランコにも。

 水道水に頼りました。
こうでもしないと、入られたものではありませんでしたよ。

 眼鏡をはずして入ったら、効能書きも良く見えない。
えっ!二人でってどういう事?と、よく見たら・かたこり、でしたよ(笑)。
           (続く)
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夏バテ防止の鯨汁

2023-08-06 08:29:28 | 食べ物
 スベルベママが夕食に鯨汁を作ってくれた。
具材はミズナ、ナスなどと並んで鯨汁定番の夕顔です。

 一個を4つの輪切りにした山本ナスのステーキです。
二つは皿に取り、残った小さいサイズの二枚がフライパンに残る。

 相変わらずとろけるような柔らかさと甘い味。
柔らかくて箸では取れず、皿を近づけてフライパンの縁を滑らせて皿に移すほど。

 初採りのミニカボチャ「栗坊」はバター味で。
何でもスベルべも大好きな、大原千鶴さんのレシピを参考にしたのだとか。

 訪問販売の、発酵文化で知られる長岡市摂田屋の豆腐。
摂田屋豆腐と言いますが、若者が10年も週一で通ってくれる。おぼろ豆腐ですね。

 先ずはビールってわけでも無いけれど、夏の夕食はここから始まる。
350ml1本では足らないのが難点ですね。さて、次は何を呑みましょうかね。
コメント (4)
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92年前の尾瀬紀行(その4)

2023-08-06 04:02:07 | 登山
   五十年前の尾瀬紀行(その4)
 
 これが私には大変なことになったのだ。疲れたのに、もとよりアルコールに弱い私は、そんなに多く飲んだとも思わぬのに腰が抜けて、便所にも行けぬ始末、頭ははっきりしているが体が利かない。

 十二時、私の側でヒソヒソと話しているのが聞こえる。「上村君の始末どうする?これではとても明日のコースは無理だろう。誰か残って一緒に来た道を大湯に連れて帰るより仕方あるまい」という相談であった。

 さあ大変と、私は寝静まるのを待って寺の納戸から掛樋の水のみ場迄這って行った。星夜の晩で天気は良い、流石に銀山平だ、滅法涼しい、私は喉の渇きに任せて、切れるような水を四、五杯飲んだ。そうして暫くする中に、不思議に体の自由が利き、立って歩くことが出来て、寝床へ帰った。それから皆の者にそのことを話して、明日は日程通り進んでもらうことにした。

         (続く)

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