映画の原作である
著者エルロイの母は殺され 今もって犯人は逮捕されていない
父親とも死別し 生き残る為に あらゆる事をやった
その彼が作家となり 亡き母への思いも込めて 書き上げたのが 本作を含む 暗黒のロサンジェルス四部作だ
小説であるから現実の事件とは違う これはバッキ―という元ボクサーの警官が 事件を通じて 本当に愛する女性 幸福を取り戻すまでの物語
あらゆる災難のあと パンドラの箱の中には希望が残っていたという救いある話だ
ブラック・ダリア
エリザベス・ショートの事件は 不気味ながら 話の添え物にすぎない
映画ではジョシュ・ハートネットが バッキーを演じている