「崖の館」「水に描かれた館」そしてこの「夢館」で全ては一つの物語になる
輪廻転生
生まれ変わり巡り会い― 今度こそ彼らは 幸福になれる・・・だろうか？
ヒロインが夢見がちな十代の少女ということで まだるっこしいほど 美化した言葉がくどく苛立つほど点在する
たぶんこの物語を 十代の少女がよめば心打たれるの―だろうか
ひとりよがりさが 妙に居心地悪い 好き好きでしょうが
１９４９年生まれの著者は２００５年１２月亡くなられたそうです
怪異名所巡り２
霊感バスガイド 町田藍が何故か出会ってしまう幽霊達
お茶目であったり 幽霊にしておくには惜しいくらい素敵？！だったり
哀しかったり
はとバスならぬ弱小バス会社 すずめバス その倒産まぬがれ企画 怪奇ツァー
町田藍ファンの常連客は皆暖かく 運転の腕だけは信用できる美男の運転手 君原
さてさて 幽霊に会えるかもしれないツァーに参加なさいませんか？
文庫本は解説ついてるから好きです―と 文庫でない本を持っているのに 買ってしまった言い訳(笑)にしよう