夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

秋山香乃著「歳三 往きてまた」文春文庫

2007-05-13 20:34:51 | 本と雑誌

秋山香乃著「歳三 往きてまた」文春文庫
新選組副長 土方歳三
北海道 箱館 五稜郭
最期まで戦い抜いた男
新選組の落日から 多くの命を見送り 自らも負傷し それでも 誠を貫いた

その生き方は 多くの人の魂を揺らし 世は変われど 新しい物語の題材となる

私の中では栗塚旭さん演じる 土方が 最初に見たこともあり イメージです

数年に一度 新選組ものが読みたくなり まとめ買いしてしまいます

死んでいく彼らなのですが

だからこそ菊地秀行先生のように死なない沖田総司が出る異世界モノなども書かれるのでしょう

その中では史実はどうあれ 沖田さんは美男でなくてはいけません(笑)

今 ベストな配役で新選組の映画なりドラマをつくるとしたら それを考えてみるのも楽しそうです

熱い心で生き死んでいった彼らに
もし時代の流れが事の運びが違っていたらと


万城目学著「鴨川ホルモー」

2007-05-13 14:46:03 | 本と雑誌

万城目学著「鴨川ホルモー」
「ボイルドエッグズ新人賞」受章作

大学を舞台にした青春小説だ 多分(笑)

それは「ホルモ―」というとんでもない生き物を駆使した競技で味付けされている

主人公は安倍 その恋敵の姓が芦屋 軍才を発揮する女性の姓は楠木という登場人物の名前づけも楽しい

食い繋ぐ為にサークルの集まりに出入りしていた安倍は バイトの帰りに あるサークルの勧誘を受ける
で行った先でひとめ惚れして入会

そのサークルは大きな秘密を隠していた

菅原 真 (菅原道真の「道」抜け)会長は とぼけつつ 変に気配りの人だ

初めての戦いで失敗した高村を責める芦屋に 安倍は言う「はげやがれ」

情けない文句ではあるが 友人を庇う 男気は買おう

安倍の片恋の躓きは サークル退会を決意させる

しかしおそるべき呪いのような現象があるという
それをなんとかするためには ホルモーで勝たなくては いけない
頼りない新入生だった彼らはサークルのメンバーとして 逞しく成長していく

漫才 お笑い あやかし 化け物が好きな人へ
ひとすじ縄ではいかない京都

でも楽しいぞ
そんな(どんな?!)お話です

ま 読んでおくれなはれ


さとうふみや「首吊り学園殺人事件」講談社

2007-05-13 00:02:03 | 本と雑誌

さとうふみや「首吊り学園殺人事件」講談社
金田一少年の事件簿
予備校で首吊り自殺
そして過去の事件

連続する死
赤い鰊(レッドへリング) じっちゃんの名にかけて
金田一 一の推理

最初に見たせいか 堂本剛クンの金田一一役が一番違和感ありませんが
今ドラマ化するとしたら
誰が 一役が良いでしょう
などと 妄想を暠