夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

塩野七生著「ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず」[上][下]新潮文庫

2007-05-25 20:05:52 | 本と雑誌

塩野七生著「ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず」[上][下]新潮文庫
塩野七生著「ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず」[上][下]新潮文庫
27・28巻 たびたび出てくるインフラについてソフト面とハード面から語られる
土木工事の技術は素晴らしいものがあったローマは 下水 水道 橋 道路
現在でさえ使用されているものが多く残っているのだ
橋の建設は現代が便利な機械があるだけで その方法は基本的には遜色ないのだ そして社会福祉 民衆への保護

それらについて 写真 資料も分かりやすいように掲載されています

さて文庫本化されているのは ここまで
あとは美麗本です
残る四冊 来週の楽しみにしたいと思います
佐藤賢一著「剣闘士スパルタクス」買ってきました

「カエサルを撃て」が見つからなかったのが残念

塩野七生先生の「サロメの乳母の話」「チェザーレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」なども読み返してみようと思います

千年経とうとも変わらないのが 人間の本質―なのかもしれません


塩野七生著「ローマ人の物語 賢帝の世紀」[上][中][下]新潮文庫

2007-05-25 11:01:35 | 本と雑誌

塩野七生著「ローマ人の物語 賢帝の世紀」[上][中][下]新潮文庫
塩野七生著「ローマ人の物語 賢帝の世紀」[上][中][下]新潮文庫
塩野七生著「ローマ人の物語 賢帝の世紀」[上][中][下]新潮文庫
塩野七生著「ローマ人の物語 賢帝の世紀」[上][中][下]新潮文庫
24・25・26巻 同時代人が黄金の世紀と呼んだ全盛期をローマにもたらした皇帝たちについて語られる

トライアヌス帝 在位20年 良き皇帝たらんと努力し続けた人と言えるかもしれない

偏屈な老人に晩年は化したハドリアヌス帝だが 国中を廻り できることは全てやりとげた ハドリアヌスが愛した美青年アンティノーは 漂わせる雰囲気が日本ハムのダルビッシュ優投手に似ている
続いてアントニヌス・ピウス
彼は良き父親として生きた―英国紳士を連想 彷彿とさせられると 著者は言う